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連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や「ゲゲゲの鬼太郎」、水木しげる氏にゆかりあるスポットです。
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http://chofu.com/jindaiji_soba/
(調布市地域情報ポータルサイト ちょうふどっとこむ)
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深大寺の境内で連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のロケが数回にわたり行われました。特に、島根県安木市から調布市に移り住んだヒロイン布美枝さんを演じる松下奈緒さんと水木しげるさん役の向井理さんが結婚後初めてデートを行うシーンでは、多くの取材陣とファンが見守る中、印象的なシーンの撮影が行われました。撮影は、境内だけでなく深大寺の周辺などでも行われました。ドラマに思いを馳せながら、気軽にロケ地めぐりを楽しんでみましょう。
深大寺は、奈良時代の天平5年(733)に満功上人が法相宗の寺院として開かれ、その後天台宗に改宗したという関東でも有数の古刹のひとつです。ご本尊は本堂に安置される阿弥陀三尊像ですが、元三大師堂の壇の下から発見された銅製の釈迦如来倚像も有名です。奈良時代作の仏像で顔立ちや流麗な衣文、若々しい青年を思わせる肉付けなど白鳳仏の特徴をよく伝えている貴重な倚像(椅子に腰かけたポーズの像)です。境内には室町時代初期の梵鐘や江戸時代初めの山門など諸堂が建ちます。
深大寺の山門より左手100mほど離れた木立の中にひっそりと建つ小堂で、ここに深沙大王立像が祀られています。深沙大王は、仏教の守護神の一人で、玄奘三蔵がインドへ行く途中に、砂の中から現われ、玄奘を守護したといいます。像は高さ57cmほど、髑髏の胸飾りを付け、象皮の袴を穿いた憤怒の形相すさまじい鎌倉時代の優作で、長い間に亘り拝されたことがない秘仏として祀られてきました。深大寺の名はこの深沙大王にちなむと伝えられています。
正面に「浮岳山」の山号額を掲げる茅葺が印象的な江戸時代に建てられた門で、幕末の大火を逃れた深大寺で一番古い歴史をもつ建築物です。屋根裏の棟札には元禄8年(1695)に千人の寄進者と人足により普請が行われたと記されています。
幕末の大火で焼失した鐘楼を明治の初めに再建、江戸時代の鐘楼の様式を色濃く残します。当初は入母屋茅葺きの屋根を載せていましたが戦後になって銅板葺きに改められました。吊られている鐘は平成13年に新鋳された平成新鐘と呼ばれる梵鐘で、毎日6時と11時半、夕方の5時に鐘つきが行われます。また、大晦日には除夜の鐘をつく人々で賑わいます。
天台座主・慈恵(元三)大師作の尊像を安置するお堂です。除災招福、商家繁栄、良縁成就、交通安全などの厄除に霊験あらたかといわれ、昔から多くの信者を集めてきました。毎年3月3日、4日の両日に開催される「厄除元三大師大祭」は深大寺最大の行事で、朝から10万を越える人々が元三大師のご霊験を崇めて境内を埋め尽くします。これに合わせて境内では元三大師のご威力にあやかる縁起だるま市が開かれ、縁起だるまを売る諸店の威勢のいい掛け声が響きます。
調布市内で最後まで残っていた水車を復活させたいという地元の人々の運動により昔懐かしい水車小屋が建てられました。今、水車館が建っているところは、明治末期に地元の人々により水車組合が作られ、資金を出し合って建てられた水車小屋があったところで、そのゆかりの地に武蔵野台地の暮らしと生業を紹介する施設が建設されたのです。水車小屋には、つき臼3基と、ひき臼1基が設けられ、実際に玄米を精米したり、蕎麦の実を挽くことができます。(要予約、穀物は持ち込み)
深大寺参道近くにある「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマにしたお店。1階には鬼太郎のグッズや書籍が充実したショップ、目玉おやじの栗ぜんざいやぬり壁のみそおでんなどの妖怪メニューを味わえる喫茶コーナーがあり、さらに2階には鬼太郎の生みの親である水木しげる氏の紹介やその作品、リアルな妖怪フィギアを展示する妖怪ギャラリーがあります。ゲゲゲの鬼太郎や妖怪たちの世界を体感できる空間として大人から子供まで幅広い年代層に人気です。
昭和36年(1961)に都内唯一の植物公園として開園しました。園内には4,800種、10万本もの植物が植えられ、「はぎ園」「ばら園」「うめ園」など30ものブロックに分かれて展示され四季折々の花と緑を楽しむことができます。春から初夏への移り変わりの季節である5月には、園内は最も華やかな季節を迎え、ツツジ、シャクナゲ、ボタンなどの花々が咲き、「ばら園」では約5,200株のバラが咲き揃い、バラフェスタも開催されます。
深大寺の裏山から湧き出た水が集まり湿地帯となっている場所に、木道などを整備して公開した無料の植物園です。園内の池と水路に生えるアシ、オギ、マコモなどの自然の水生植物に加え、カキツバタ、ハナショウブ、ミクリ、コウホネ、サクラソウなどが新たに植えられ、6月にはハナショウブ、アジサイ、9月にはヒガンバナが見ごろを迎えます。園内の一部、小高い丘の上には戦国時代に上杉氏が築いた深大寺城跡があり、今でも空堀や土塁を見ることができます。
深大寺からほど近い日帰り温泉施設。人の体液と同じ濃度の穏やかな等張性のナトリウム塩化温泉で、お湯はいかにも効能がありそうなコーヒーのような黒い色をしています。館内には男女別の内風呂、露天風呂、泡風呂、香り風呂、サウナなど多彩なお風呂があります。自慢の「黒湯」で暖まり、お肌がすべすべになったら、2階の休憩室や食事処で休むことができます。
地元で愛されて22年、幅広い年代層に人気の広島風お好み焼きのお店。広島出身のお母さんが店の奥にドンと設えられた大きな鉄板で焼き上げ、店内にはソースの焦げる香ばしい匂いが漂います。福のお好み焼きは、オーソドックスな広島風お好み焼きの味を大切にしながら、とにかく具のキャベツの量の多さが特徴。ボリュームがありながらさっぱりと食べられ、とてもヘルシーと女性やお年寄りにも評判です。人気は「肉玉そば入り」(800円)で、お好みによりチーズやキムチ、餅、イカなどトッピングできるのもうれしい限りです。お酒はビールの他、広島の銘酒・賀茂鶴もありますので、お好み焼きとともに「塩らっきょう」や「手羽ぎょうざ」などの手軽なおつまみとともに味わってみてはいかがでしょう 。
深大寺周辺の風景に溶け込むかのように佇む民芸調のお店で、入口近くにはアジアの雑貨や民芸品がズラリ。天然素材の布ものや愛媛の砥部焼の器などオーナーの内田雅子さんのお眼鏡にかなった逸品が並びます。奥には喫茶コーナーがあり、地下80mから汲み上げる井戸水を使った甘味が評判。きれいで美味しい井戸水で毎日煮る小豆を用いた人気の「おしるこ」(600円・夏は冷やし)は、田舎のおばあちゃんが作るような素朴な味わい。同じく井戸水で淹れる香ばしい自家焙煎のコーヒーもおすすめです。天気の良い日は庭に設えられたテーブルで、武蔵野の自然に包まれながら素敵なティータイムを過ごしましょう。