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京王電鉄50年史

第3部  企業体質の抜本的改善とグループの再編成(1986〜1998)

第5章 地域に愛される企業に

2 愛される京王へ

 「安全第一」を企業使命に長年邁進してきた当社は、「愛される京王」を目指し、1997(平9)年12月の戦後の大手私鉄では初となる運賃値下げによりお客様に利益還元を実施したほか、新たな取り組みを開始しています。

 まず、株主への還元策として、株主優待制度の拡充に努めているほか、1998年6月に、会社設立50周年を迎えることの記念配当(1株1円)と特別配当(1株50銭)を実施、特別配当については収益状況が許す限り今後も継続していく予定です。また、IR誌の発行・ポスター掲出などで抜群の財務体質をPRし、沿線個人株主づくりに力を注いでいます。

東京オペラシティコンサートホールで開催される京王グループ主催の京王音楽祭

東京オペラシティコンサートホールで開催される京王グループ主催の京王音楽祭 1997(平9)年

 1993年には、グループ強調を目指す企業集団づくりのため、「今日もひとつ新しいこと」を合い言葉にグループ活性化運動がスタートしました。その大きな柱として、1994年から京王グループ感謝祭がスタートしました。以後毎年開催され、なかでも京王音楽祭は1997年から東京オペラシティコンサートホールで行われ、好評をもって迎えられています。

 また、就業時間外や休日での案内サービスを目的に、1996年6月に「運賃・時刻ファクス案内サービス」を開始しました。さらに、細かいニーズに応えることや社会の情報網の充実を受け、1997年6月にインターネット上に京王ホームページを開設しました。

 そして、1998年7月1日をもって、社名を「京王帝都電鉄」から「京王電鉄」に変更しました。これは、1989年11月に、社章「KEIO」を制定して以来8年が経過し、「京王」という呼称がより親しみが出てきたためです。

 社名変更により、社員一同、気持ちを新たにこれまで以上に地域や社会のお役に立つよう、社業の発展に努めて参ります。


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