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トップメッセージ

ごあいさつ 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 紅村 康

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。

 はじめに、新型コロナウイルス感染症により、亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げます。
また、罹患された方に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復をお祈り申し上げます。

2020年度第2四半期決算

 当第2四半期の京王グループの事業活動においては、新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けました。京王グループは感染防止対策を徹底し鉄道をはじめとした事業の継続に努めるとともに、お客様に安心・安全にご利用いただけることを最優先に、「新しい生活様式」に適応しながら、業績回復に向けた諸施策を実施いたしました。これらの結果、営業収益は、その他業を除く各セグメントで減収となり対前年36.5%減の1,382億円、純損失は135億円となりました。

 業績は回復傾向にあるものの、通期の見通しにつきましては、営業収益は3,250億円、純損失は280億円を見込んでおります。

 このように極めて厳しい業績が予想されますが、長期にわたる配当の継続を重視し、当期の中間配当金は1株につき20円といたします。

 

新型コロナウイルス感染症に対する取り組み

 鉄道事業では、国土交通省、厚生労働省ならびに東京都からの要請や、「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」に基づき、様々な取り組みを実施・推進しております。

 このほかの各事業においても、お客様に安心してご利用いただけるように感染拡大の防止に取り組んでおります。

2020年度における主な取り組み

 鉄道事業では、京王線(笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業について、事業主体である東京都とともに用地取得を進めたほか、土留杭の設置、高架橋基礎杭の構築などを進めております。座席指定列車「京王ライナー」は、2020年10月のダイヤ修正により、平日夕夜間に増発するとともに、朝間時間帯の臨時京王ライナー2本を定期運行化しました。また、飛田給駅1番線でホームドアの使用を開始し同駅でのホームドア設置工事を完了したほか、耐震補強や大雨対策など自然災害への備えについても、着実に推進しております。今後も、「『安全』は最大の使命であり、最高のサービスである」ことを常に意識し、さらなる安全性の向上を目指して日々努力してまいります。

 当社沿線では、「フレンテ笹塚」1階をより日常的に使えるフロアへとリニューアルオープンし、お客様の利便性向上をはかりました。

 ホテル事業では、「高山グリーンホテル」の客室・レストラン・宴会場を備えた新館「桜凛閣(おうりんかく)」を開業したほか、THE SHARE HOTELSの8号店「KAIKA(カイカ) 東京」を開業しました。

 このほか、コーポレート・ガバナンス体制のさらなる充実をはかるため、監査等委員会設置会社に移行するとともに、執行役員制度を導入したほか、役員報酬制度を改定いたしました。

 今後も、持続的な成長に向けて、消費動向や働き方、ライフスタイルの変化に柔軟に対応しながら、グループ一丸となってこの難局を乗り越えてまいりますので、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年11月

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