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運転保安の向上

自然災害対策

自然災害対策

 自然災害に早期に対応するため、沿線に地震計・風速計・雨量計・水位計を設置しています。それぞれの計器で観測されたデータは運輸指令所をはじめとする各鉄道現業事務所において、24時間体制で監視しています。
 2007(平19)年度に地震計や風速計などを更新・増設し、エリアごとにきめ細かく気象状況を把握しています。
 また、2009(平21)年7月からは気象情報会社からの降雨情報を入手するなど、気象に関する情報を幅広く把握するよう努めています。

地震対策

鋼板巻きによる高架橋柱耐震補強

鋼板巻きによる高架橋柱耐震補強

 沿線11ヵ所に地震計を設置しています。地震計が一定以上の震度を感知すると、列車無線を通じて自動的に全列車に警報を送るシステムを1998(平10)年に導入しています。地震発生の警報を聞いた乗務員は直ちに列車を安全な場所(最寄駅等)に停止させます。
 また、2007(平19)年に、気象庁の「緊急地震速報」を活用した早期地震警報システムを導入しました。震度4以上の地震発生が想定される場合、自動的に全列車に無線で警報を送り、乗務員が列車を安全な場所に停止させます。
 このほか、1995(平7)年に発生した阪神・淡路大震災の翌1996(平8)年度までに緊急耐震補強を完了していますが、新たな耐震基準に見合う構造物とするため、引き続き高架橋柱などの耐震性向上策を行っています。

風対策

 沿線17ヵ所に風速計を設置しています。瞬間風速が15m/s以上を観測した場合は速度規制を行い、瞬間風速が25m/s以上を観測した場合は列車の運転を中止するなどの措置を行います。

雷対策

 線路内の電気設備への落雷を防止する対策として、電車線より一段高いところに避雷針の役割を果たす「架空地線」と呼ばれる防護線の設置を進めています。

雪対策

シングルアームパンタグラフ

シングルアームパンタグラフ

 パンタグラフは従来のひし形のものより着雪面の少ないシングルアームパンタグラフを採用しています。また、分岐器(ポイント)に電気融雪器を設置しているほか、車両基地等の電車線には着雪・着氷を防ぐためにヒーターを内蔵した電線を使用しています。

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