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京王ニュース

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今月の特集 京王ニュース2008年6月 No.641

2008年度の取り組み

鉄道事業における安全性と利便性向上策の継続

積極的な安全への取り組み

運輸安全マネジメントの推進
  • 「責任事故ゼロ」の実現に向けて、安全確保に関するPDCA(Plan・Do・Check・Act)サイクルを機能させ、事故の未然防止策を講じるなど、引き続き運輸安全マネジメントを推進します。
  • 安全確保等に関する社員の能力・資質を維持向上させるため、実際の現場と同様の設備を備えた鉄道教習所を活用した教育を実施します。

運転シミュレーター

運転シミュレーター

さまざまな条件を設定することができる運転シミュレーターを活用して、運転士・車掌の技能向上訓練・異常時対応訓練などを行います。

駅施設・高架橋などの災害対策
  • 新宿駅における排煙設備、幡ヶ谷駅における緊急避難通路を完成させ、地下駅火災対策を完了します。

2008年度中に全ての地下駅火災対策を完了します

  • 構造物の耐震性向上を推進させるため、吉祥寺駅高架橋の改築工事に着手します。
自動列車制御装置(ATC)導入
  • 相模原線でケーブルなどの敷設を完了するほか、車両の改造などを進めます。
ATC化により、さらに安全性が高まります

現在の信号システムであるATS(自動列車停止装置)は、信号機の表示により列車の速度が適正であるかをチェックしていますが、ATC(自動列車制御装置)は、車両に搭載したコンピューターが曲線などの線路状況に見合った適切な速度へ連続的に列車を制御するため、安全性がさらに高まります。

京王線列車
曲線を通過する場合には、決められた制限速度を超過しないようATCが列車を制御します。

速度メーター
ATC化により、運転台の速度メーターには線路状況に応じた適正な速度が常に表示(写真)され、適正な速度を超過すると自動的にブレーキが作動します。

2010年度までに京王線・井の頭線全線にATCを導入します

車両の代替新造

バリアフリー化・省エネルギー化を図った井の頭線1000系車両
液晶画面を用いた車内案内表示器やVVVFインバータ制御装置を搭載するなど、バリアフリー化・省エネルギー化を図った井の頭線1000系車両(イメージ)

  • 京王線に9000系車両を60両、井の頭線に1000系車両を25両代替新造します。代替新造により、ATC化や車両のさらなるバリアフリー化・省エネルギー化を図ります。
  • 井の頭線では1000系車両への代替により車両を大型化し、輸送力増強を図ります。また、運転士の体調が急変した場合などにハンドルから手が離れると、自動的に非常ブレーキが作動する「運転士異常時列車停止装置」の整備を進めます。

2010年度までに「運転士異常時列車停止装置」の整備を完了します

サービス・利便性の向上

駅施設などのバリアフリー化の推進
  • 百草園駅・永福町駅などで橋上駅舎化工事に着手するほか、京王片倉駅・山田駅・高尾駅にエレベーターを新設します。
  • 目の不自由なお客様に、駅施設の配置などを音声でお知らせする設備を順次設置します。

音声案内の例
●音声案内の例
ホームの階段を「鳥の鳴き声」、改札口を「ピンポーン」という音で案内します。

2010年度までに駅の段差解消の完了を目指します。
(2008年度末の整備率は80%となる予定です)

車両のバリアフリー化の推進

車内案内表示器
液晶画面を用いた車内案内表示器

  • 車両の新造・改造により、液晶画面などを搭載した車内案内表示器やドアの開閉をお知らせするチャイムを備えた車両を137両増備します。

2010年度までに全車両のバリアフリー化を完了します。
(2008年度末の整備率は80%となる予定です)

車両のバリアフリー化の推進
  • 幡ヶ谷駅の冷房設備の設置を完了します。(既に一部を使用開始しています)

環境対策

  • 車両の新造・改造により、エネルギー効率のよいVVVFインバータ制御装置を搭載した車両を117両増備します。

※VVVFインバータ制御装置
 架線に流れる直流を交流に交換し、列車の加速力や速度に応じて電圧や周波数を変化させながら交流モーターを動かす装置。これにより、約30%の消費電力削減につながります。

2010年度までに全車両の省エネルギー化を完了します。
(2008年度末の整備率は78%となる予定です)

鉄道事業における安全性と利便性向上策の継続

沿線活性化策の推進

  • 京王吉祥寺駅ビルの2010年度の建て替え工事着手に向け、新ビルの基本設計などを策定します。
  • 聖蹟桜ヶ丘では、駅周辺の商業施設の開発を進めるとともに、高架下や未利用地の店舗化計画を策定し、街の活性化を図ります。
  • 多摩エリアにおける「学生マンション事業」に着手するほか、京王小滝橋マンション、Hi-ROOMS明大前・神泉など住居系賃貸物件の供給を進めます。
  • 「移住・住みかえ支援機構(JTI)」を活用した沿線活性化の取り組みを継続し、制度利用者の拡大を目指します。
  • 家事代行「ホームほっとサービス」の展開や、住まいのメンテナンスサービスの実施エリア拡大など、沿線での生活利便性向上を目指します。
  • 今春開園した東京都認証保育所「京王キッズプラッツ」では、安心・快適な子育て環境を整備していきます。多摩川・高幡に続き、今秋には、世田谷区から運営を受託する「子育てステーション烏山」(おでかけひろば・ほっとステイなど)において「京王キッズプラッツ烏山」(東京都認証保育所申請予定)を開園するなど、子育て支援事業を拡大します。
  • 沿線コミュニティサイト「街はぴ」では、コンテンツをさらに充実させ沿線の魅力的な情報を発信していきます。

聖蹟桜ヶ丘・京王自動車営業所跡地(イメージ)
聖蹟桜ヶ丘・京王自動車営業所跡地(イメージ)

京王キッズプラッツ高幡
京王キッズプラッツ高幡

グループ事業競争力の強化

プレッソイン五反田
5月に開業した京王プレッソイン五反田

  • 京王電鉄バスグループでは安全運行や燃費向上への取り組みを行います。また、高速バスのインターネット予約発券システムを利用した営業施策を行います。
  • 京王プラザホテル(新宿)では、宴会場コンコードボールルームの改装工事を実施し、機能性や商品力を高めていきます。
  • 京王書籍販売(啓文堂書店)では、沿線内外で新規出店を進めていきます。
  • 2008年3月から導入した「PASMO電子マネー」サービスについてA LoT(駅売店)・K-Shop(ミニコンビニ)やカレーショップC&C、沿線商店街などグループ内外での利用拡大を進めていきます。
  • 京王プレッソインでは、来春開業予定の池袋店、来夏開業予定の九段下店(8店舗目)の開業準備を進めるとともに、チェーン拡大に向け新規店舗を開拓します。

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