登山のマナーと準備
雲ひとつない晴天の休日。そんな最高の天気に恵まれた日は都心から近く、初心者でも登りやすい高尾山へのハイキング日和。しかし手軽に楽しめるといっても、自然の中ということを決して忘れずに。街中と違って山歩きには守るべきマナーやルールがあり、天候や気温をきちんと把握したうえで相応の準備が必要になります。登山を楽しむために事前に確認しておきましょう。
高尾山は「ゴミ持ち帰り運動」発祥の地です。
豊かな自然を守るためにゴミは各自で持ち帰りましょう。-
挨拶をすることで登山をより楽しく、狭い登山道も
快く譲り合うことができます。
また会話のきっかけも生まれて花や野生動物の
目撃情報なども得られるかもしれません。 -
希少な花・草木の自生地なので、
土や植物を傷めないように。
樹齢を経た樹木の根も傷むと枯死してしまいます。
決められたコースから外れないように歩きましょう。 -
1,300種近くの植物が生息しているといわれる高尾山。
タカオスミレなど貴重な植物の保護のため、
採取は禁止されています。
- 水分
- 汗をかくのもまた気持ち良いのが山登り。でも適宜水分を十分に補給し、熱中症対策は万全に。夏場は最低1リットル以上持って行くといいでしょう。水筒や魔法瓶を持ち歩くことでエコにもつながります。
- 防寒着
- 標高が高くなるにつれて気温が下がる山では、汗が冷える休憩時に防寒するための服が必要です。雨風がしのげるジャケットタイプのレインウェアがベスト。
- 登山靴
- 石や木の根でデコボコした登山道には登山靴が最適。くるぶしを覆うミドルカットタイプは捻挫から足を守ってくれます。なければなるべく履き慣れたスニーカーを着用しましょう。
- 帽子
- 眩しい日差しをカットすると同時に日焼け対策にも有効。ツバの大きいハットタイプなら首筋が焼けるのも防いでくれます。UVカットなど高機能のアウトドア製品もオススメ!
こちらの高尾山ご利用のルールもあわせてご確認ください。