本文へジャンプメニューへジャンプ

京王電鉄50年史

第3部  企業体質の抜本的改善とグループの再編成(1986〜1998)

第4章 社有地の有効活用

1 バブル経済下の開発事業

 土地価格や株価が高騰し、誰もが先を競って株や土地投機に走った時代、当社はこれらには一切手を出さず、むしろ、この時期に不採算土地の処分を進めました。

 一方、賃貸資産の拡充策として最初に着目したのが、一等地の新宿3丁目にあった旧本社ビルの跡地の再開発で、1989(平元)年8月に賃貸事務所ビルとして竣工しました。

 1990年4月に、京王多摩センタービルが完成し、京王プラザホテル多摩がオープンしました。当時、近隣には大学・短大の開設が相次ぎ、教育関連企業も進出しつつあったため、ホテル建設に対する地元の要望が強くありました。

 このほか、この時期には沿線の駅を中心に事務所ビルや高架下店舗の建設が活発化しました。


▲ページトップへ

京王ナビへ

Copyright(C) Keio Corporation All rights reserved.