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トップメッセージ

「信頼のトップブランド」を目指して、「安全の確保」と「沿線価値の向上」への諸施策を着実に推進しております。 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当上半期の京王グループは、鉄道事業の安全性向上など中長期的な視点に立った設備投資を引き続き積極的に行うとともに、沿線価値の向上に向けた着実な事業活動を展開いたしました。しかしながら、長引く景気の悪化や新型インフルエンザ発生の影響などにより、当第2四半期連結累計期間の純利益は79億円となりました。
 当期の中間配当金につきましては、1株につき3円といたしました。今後も、中間配当金を含む年間配当金を6円とすべく、利益の確保に努めてまいります。

「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」の実現に向けた取り組み

 京王グループでは「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」の実現を目指して「鉄道事業のさらなる安全性の向上」と「沿線価値の向上」、そして「競争力の強化」を経営の大きな柱として取り組んでおります。
 昨今の厳しい経営環境においても、「安全の確保」を最重要課題と位置づけ、鉄道事業で「運輸安全マネジメント」の推進や、ATC(自動列車制御装置)の整備を進めるなど、「さらなる安全性の向上」に努めております。また、駅や車両のバリアフリー化を実施し、より安心で快適な輸送サービスを提供するとともに、調布駅付近連続立体交差事業などの大規模工事を推進してまいります。
 「沿線価値の向上」への取り組みでは、沿線拠点を中心に、既存の賃貸物件の建て替え、リニューアルを進めるとともに、新しい商業施設を沿線に展開したほか、「京王ほっとネットワーク」を拠点とした、生活サポートサービスの充実を図りました。沿線を活性化し、魅力を高めるこれらの諸施策を積極的に展開することで、将来にわたって当社沿線が活力を維持できる基盤づくりを、引き続き進めてまいります。
 そして、安定した収益を見込める稼働中の不動産賃貸物件の取得や、グループ事業での新規出店の推進など、「競争力の強化」にも努めてまいります。
 今後も、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指して、グループ一丸となって取り組んでまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2009年11月

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