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「京王グル―プ中期5カ年経営計画」最終年度の目標達成に向け、「安全性・サービスの向上」、「沿線の活性化」、「収益力の向上」、「成長に向けた取組み」を推進します。 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

積極的な営業展開により連結四半期純利益は118億円を計上

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当期(2014年度)は、「京王グループ中期5カ年経営計画」の最終年度にあたります。そのため、中期経営計画の目標達成に向け、「コスト構造の転換」と「財務体質の強化」という基本方針に基づき、重点施策である「安全性・サービスの向上」、「沿線の活性化」、「収益力の向上」、「成長に向けた取組み」を当社グループ一丸となって推進しております。
 当上半期は、期初に消費税率引上げにともなう駆け込み需要の反動減の影響があったものの、ホテル業で外国人利用客の取込み等による客室単価増など、利益の確保に努めた結果、連結四半期純利益は118億円となりました。
 なお、当期の中間配当金につきましては、1株につき4円といたしました。中間配当金を含む年間配当金につきましては、連結配当性向30%以上を目標として引き続き利益の確保に努めます。

「信頼のトップブランド」の確立と
将来にわたり発展・成長する企業を目指して

 当社を取り巻く経済環境は、景気対策や金融政策の効果などを背景とした雇用状況や企業収益の改善に加え、消費税率引上げにともなう駆け込み需要の反動も和らぎつつあるなど緩やかな回復基調にありますが、原材料価格や建設費の上昇が見受けられます。このような状況において、「京王グループ中期5カ年経営計画」で掲げた目標達成に向け、各重点施策を着実に推進してまいります。
 鉄道部門においては、「安全性の向上」について、引き続き公共輸送機関として欠かすことのできない最重要課題として取り組みます。具体的には、京王線(笹怏w〜仙川駅間)連続立体交差事業について、事業主体である東京都とともに、用地取得業務や設計業務を鋭意進めてまいります。また、「サービスの向上」として、9月に新宿駅・渋谷駅のどちらも利用できる通勤定期券「どっちーも」の発売を開始しました。
 「沿線の活性化」への取組みでは、調布、笹塚、高尾山口など沿線拠点の開発を引き続き推進するほか、シニア向け事業の拡充として、「サービス付き高齢者向け住宅」や「介護付有料老人ホーム」を開設し、地元医療機関等と提携して、周辺地域の方々もご利用いただける医療・介護の相談窓口を設置するなど、地域の高齢者を支えるサービスを提供してまいります。続いて、「収益力の向上」や「成長に向けた取組み」では、リノベーションを中心とした住宅事業の拡充や葬祭事業への参入のほか、「京王プレッソイン」の出店を加速し、事業領域の拡大を目指すとともに、「京王プラザホテル(新宿)」で客室やレストランを改装するなど、既存事業における収益力の強化を図ってまいります。

 中期経営計画の目標達成により京王グループの経営理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指し、これからも地域の皆様とともに、将来にわたり発展、成長していけるよう努力してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2014年11月

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