本文へジャンプメニューへジャンプ

トップメッセージ

「「安全性・サービスの向上」、「沿線の活性化」、「収益力の向上」、「成長に向けた取組み」の推進により、「京王グループ中期5カ年経営計画」を達成します。 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

京王線・路線バス開業100周年への御礼

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 昨年4月15日に、京王の電車・バスは開業100周年を迎え、当社では、これまでの感謝の気持ちを込めて、「新しい京王れーるランドの開業」や「記念配当の実施」など、さまざまな記念施策を実施いたしました。

積極的な営業展開により連結当期純利益は161億円を計上

 当期(2013年度)の京王グループは、2010年度を初年度とする「京王グループ中期5カ年経営計画」に基づき、公共輸送機関として欠かすことのできない安全性の向上や沿線の活性化を推進するとともに、「コスト構造の転換」と「財務体質の強化」を重視し、各セグメントにおいて着実に事業活動を展開するとともに、「成長へのチャレンジ」にも取り組んでまいりました。その結果、連結営業収益は、不動産業で販売戸数の増加、ホテル業での外国人個人客の取込み等による客室単価向上などの積極的な営業展開により増収となりました。さらに、鉄道事業において昨年度実施した調布駅付近連続立体交差事業の地下線への切替えにともなう固定資産除却費の減少などにより、連結当期純利益は161億円、京王電鉄における当期純利益は99億円となりました。
 なお、当期の期末配当金につきましては、連結配当性向30%以上を目標とする株主還元策に基づき、1株につき4円(中間配当金3.5円を含めて年間7.5円)といたしました。

2014年度の中計目標の達成と将来にわたり発展・成長する企業を目指して

 当社を取り巻く経済環境は、景気対策や金融政策の効果などを背景に、円安や株高の進行、雇用状況や企業収益が改善するなど緩やかな回復基調にあります。このような状況において、「京王グループ中期5カ年経営計画」で掲げた目標達成に向け、「さらなる安全性・サービスの向上」、「沿線の活性化」、「収益力の向上」、「成長に向けた取組み」を継続して推進してまいります。
 鉄道部門においては、「さらなる安全性の向上」について、引き続きグループの最重要課題として取り組み、京王線多摩川橋梁の耐震補強を完了するとともに、高架橋柱や盛土区間を対象とした耐震補強を継続して推進します。加えて、京王線(笹怏w〜仙川駅間)連続立体交差事業につきましても、事業主体である東京都とともに、用地取得業務や設計業務を鋭意進めてまいります。また、「沿線の活性化」への取組みでは、調布、笹塚、高尾山口など沿線拠点の開発を引き続き推進します。さらに、「成長に向けた取組み」として、リノベーションを中心とした住宅事業の拡充や「京王プレッソイン」の出店を加速するなど、将来的にさらなる成長が見込まれる事業に引き続き取り組むとともに、駅施設周辺スペースの有効活用や収益力向上、インバウンド戦略など、グループ横断で諸課題の検討と具体的な解決策を作成することで、グループの成長を目指します。

 企業としての社会的責任を果たすとともに、京王グループの経営理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指して、これからも地域と一体となって将来にわたり発展、成長していける企業となるよう努力してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2014年6月

トップメッセージ バックナンバー

▲ページトップへ

京王ナビへ

Copyright(C) Keio Corporation All rights reserved.