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新しい「京王グループ中期3カ年経営計画」を策定し、2020年度に向けた収益・利益拡大の土台作りに取り組みます。 京王電鉄株式会社 代表取締役会長兼社長 永田正

連結当期純利益は172億円を計上
中期経営計画目標を概ね達成

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当期(2014年度)の京王グループは、中期5カ年経営計画の最終年度として、公共交通機関として欠かすことのできない安全性の向上や沿線の活性化を推進するとともに、「コスト構造の転換」と「財務体質の強化」を重視し、各セグメントにおいて着実に事業活動を展開してまいりました。また、ホテル業で外国人利用客の取込み等による客室単価向上など、積極的な営業展開による増収に加え、鉄道事業における固定資産除却費の減少などにより、連結営業収益は4,080億円、連結当期純利益は172億円となり、当初中期経営計画の目標を概ね達成することができました。
 なお、当期の期末配当金につきましては、連結配当性向30%を目安とする株主還元策に基づき、1株につき4円(中間配当金4円を含めて年間8円)といたしました。

2015年度を初年度とする
「京王グループ中期3カ年経営計画〜向上と拡大に向けて〜」の策定

 現在の当社を取り巻く経済環境は、雇用・所得環境の改善などの明るい兆しを受けて緩やかな回復傾向にありますが、今後の社会環境の変化を見渡しますと、本格的な人口減少社会の到来が想定されております。一方で、インバウンド需要の拡大、シニアや子育てニーズの増加など将来に向けて新たなビジネスチャンスも芽生えております。
 このような状況において、東京都の人口が減少に転じるとされ、かつ東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年度を目標年度とし、それまでの6年間を3年ずつに区切り、今回は前半の3カ年(2015〜2017年度)に関する「京王グループ中期3カ年経営計画」を策定いたしました。
 具体的には、京王線(笹怏w〜仙川駅間)連続立体交差事業を、事業主体である東京都とともに進めるほか、お客様のニーズに対応した施策を実施するなど、鉄道事業の安全性・収益力の向上に取り組みます。また、高尾山口、調布など沿線拠点の開発を引き続き推進してまいります。さらに、リノベーションを中心とした住宅事業の拡充や、インバウンド需要の取込みが期待できるホテル事業の展開など、将来的に成長が見込める事業の拡大に取り組んでまいります。

 これからも、2020年度に向けた収益・利益拡大に取り組むとともに、企業としての社会的責任を果たすことで、京王グループの経営理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2015年6月

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