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「京王グループ中期3カ年経営計画」に基づき、2020年代に向けた成長のための土台作りを進めます。 (写真左)京王電鉄株式会社 代表取締役会長 永田正 (写真右)京王電鉄株式会社 代表取締役社長 紅村康

前期を上回る利益を計上

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当期(2015年度)の京王グループは、中期3カ年経営計画の初年度として、「鉄道事業の安全性・収益力の向上」「沿線拠点の活性化」「将来的に成長が見込める事業の拡大」など、成長に向けた土台作りをグループ一丸となって推進いたしました。
 当期は、鉄道事業が堅調に推移したほか、外国人のお客様の積極的な取り込みを行ったホテル業での増収などにより、純利益は対前年12.9%増の194億円となりました。
 なお、当期の期末配当金につきましては、1株につき4円50銭(中間配当金4円を含めて年間8円50銭)といたしました。

将来にわたり発展・成長する企業を目指して

 現在の当社を取り巻く経済環境は、原油安などの影響もあり企業収益が回復し雇用情勢に改善が見られるなど、全体として緩やかな回復基調となっておりますが、将来、本格的な人口減少社会の到来が想定されております。一方で、訪日外国人や、シニア・子育て世代のニーズが増えてきております。このような状況において、当社グループでは「京王グループ中期3カ年経営計画」で掲げた目標達成に向け、各重点施策を推進しております。
 鉄道事業においては、京王線(笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業を、事業主体である東京都とともに引き続き進めてまいります。また、長距離区間をご利用になるお客様の着席ニーズにお応えするため、2018年春に有料の座席指定列車を導入するなど、利便性向上に向けた施策に取り組み、収益力強化を図ります。
 事業の拡大については、増加する訪日外国人や観光・ビジネスのお客様など、多様化するニーズに応えるため、新しいカテゴリーの宿泊特化型ホテルや、既存ビルをリノベーションしたシェア型複合ホテルを展開、さらには中央道を主体とした新たな広域観光ルートづくりを行うなど、将来的に成長が見込める事業に取り組んでまいります。
 京王線沿線においては、調布駅周辺など沿線拠点の開発を引き続き推進するほか、シニア・子育て世代などを対象とした生活支援サービスなど沿線価値向上につながる施策を推進してまいります。

 なお、2016年6月29日開催の第95期定時株主総会後に行われた取締役会において、永田正が代表取締役会長に、紅村康が代表取締役社長にそれぞれ選任され就任いたしました。今後も新体制のもとで、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2016年6月

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