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ごあいさつ 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 紅村康

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。

 当期(2018年度)の京王グループは、「京王グループ中期3カ年経営計画(2018〜2020年度)」の初年度として、既存事業の収益力強化に取り組むとともに、これまでに進めてきた「成長に向けた土台作り」から成長の芽を育て、収穫し、「成長の実現」を完遂させるため、各施策をグループ全体で推進してまいりました。

2018年度決算の概要

 当期の決算については、すべてのセグメントで増収となり、営業収益は対前年2.9%増の4,475億円、純利益は対前年13.9%増の272億円となりました。

 当期の期末配当金につきましては、1株につき25円といたしました。なお、中間配当金として1株につき25円をお支払いしておりますので、当期の年間配当金は1株につき50円となり、前期より2円50銭の増配となります。

中期3カ年経営計画の取り組み状況

 現在、京王グループでは、以下のような施策に取り組んでおります。

1 既存事業の収益力強化

 鉄道事業では、京王線(笹怏w〜仙川駅間)連続立体交差事業について、事業主体である東京都とともに用地取得や駅舎デザインの検討など設計業務を引き続き進めたほか、高架橋の基礎杭工事などに着手しました。座席指定列車「京王ライナー」は、2019年2月のダイヤ改正により、朝間時間帯の都心方面への運行を開始するとともに、土休日の夕夜間時間帯の京王八王子・橋本方面への運行を拡大しました。ホームドア整備事業やサービス向上策、ラグビーワールドカップ2019™などの国際的なスポーツイベントに向けた整備も引き続き進めております。
 当社沿線では、「京王百貨店」新宿店において、引き続き集客力強化と客層拡大を目的として、中地階の惣菜売場や1階化粧品売場の改装を進めたほか、「キラリナ京王吉祥寺」で開業5周年を迎え改装を実施するなど、競争力の強化をはかっております。

2 成長分野の収益基盤化

 不動産業では、「京王笹塚ビル」をリノベーションし、「笹塚テラス」として住居や店舗区画の賃貸を開始するとともに、一部を中長期滞在者向けの宿泊施設「KARIO SASAZUKA TERRACE」として開業しました。
 ホテル事業では、多様な宿泊ニーズに応えるホテルメニューの拡充に向けて、2018年11月に新ブランド「京王プレリアホテル 京都烏丸五条」を開業したほか、2019年5月に「京王プレリアホテル札幌」を開業しました。
 加えて、中央高速バスで新宿とつながる高山市においてブランド力の強い「高山グリーンホテル」との連携を進め、2020年春の開業に向けた新館の建設を進めております。

 以上の施策を通じ、成長に向けての歩みを確実に進めることにより、2020年度の経営目標達成を目指してまいります。
 引き続き、コンプライアンス意識の徹底などグループ内部統制の強化に取り組んでまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2019年6月

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