あいぼりー104号
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東府中まちどころこの街の“顔”をたずねて日常の中に非日常を。いつでもアートに会える市民美術館公園を散歩したついでに、気軽にアートを楽しめる、そんな美術館が都立府中の森公園の中にある。万人に開かれた空間で質の高いアートを鑑賞できる、府中市美術館だ。 「せっかく公園の中にあるので、遊びに来た人がふらりと立ち寄れるような雰囲気作りを心がけています」と話すのは学芸員の音おとゆみ子さん。ミュージアムショップやカフェがある1階は無料で誰もが利用でき、明るく親しみやすい雰囲気。エスカレーターで2階へ上がると、一転、そこには静せい謐ひつな展示空間が広がり、日常を忘れて「美の空間」の住人になったような気分にさせてくれる。 「作品展示をしている2階は非日常感を大切にしています。展覧会ごとに壁の色を替えたりして、空間の雰囲気を変えているので、何度来ても楽しんでいただけると思います」また、来館者には作品を見る以外の楽しみも用意されている。展示と連動したワークショップや、子ども向けに開催されているオープンプログラムだ。 「作品を見るだけでなく、自分で何かを作り、さまざまな角度からアートの魅力を体感してもらえたらうれしいです」と音さん。見る人とアートの距離を近づけるため、日夜工夫を続ける。そんな美術館が身近にある、府中に住む人々が羨ましく思えた。K東府中駅下車徒歩17分 B府中市浅間町1-3(都立府中の森公園内)J10:00~17:00 ※展示室への入場は16:30まで Y月曜日 (祝日の場合は翌日)R展覧会によって異なる※常設展は一般200円ほかT☎03・5777・8600(ハローダイヤル)Wwww.city.fuchu.tokyo.jp/art/1.気持ちのいい陽光が差し込むおしゃれな「カフェ・ロンタン」。2.ミュージアムショップは企画展ごとにディスプレイや品ぞろえを変更。企画展の内容に関連した本が人気だそう。3.美術書が多数そろう図書室は無料で利用可能。4.時期ごとに替わる展示のほかに常設展も。※10/22(日)まで「フィンランド・デザイン展」を開催中(P.24をご覧ください)1324その駅に降り立ったらぜひ訪れたい、地元で愛される人気スポットの数々。緑豊かな公園の中で見つけたのは、子どもから大人まで幅広い世代が訪れる美術館。散歩がてら立ち寄ってみると……。「正宗得三郎展」(11/3~12/28)に5組10名様をご招待。展示についての詳細はHPをご覧ください。※応募方法はP.23をご覧ください12ivory 2017 September

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