高鍋 宥子 | 社員インタビュー | 仕事と人を知る | 採用情報 | 京王電鉄株式会社

INTERVIEW

コンプライアンス
意識を高めるために、
自分の頭で考えて、
誠実に伝えていく。

Takanabe Yuko

法務・コンプライアンス部
法務・コンプライアンス担当
2018年入社/経済学部卒

※内容は取材当時のものです

Career Step

2019年 法務・コンプライアンス部
法務・コンプライアンス担当

京王電鉄に入社を決めた理由を教えてください。

大学では、環境経済学のゼミの活動とサークル活動の交響楽団での演奏活動に注力しました。副ゼミ長や学生指揮など、縁の下の力持ちのような役割を担うことが多くありましたが、集団活動を通じて、みんなが気持ち良く頑張ることのできる環境づくりや支えることの大切さを実感しました。鉄道は公共交通事業を中心に、不動産、レジャー・サービス等で人々のトータルサポートが可能であり、中でも京王電鉄は、就活時代に社員の方の温かさや提供するサービスに優しさを感じたため、強く志望しました。

高鍋さんの、現在の業務内容を教えてください。

私が所属する法務・コンプライアンス担当は、事業活動を法的な観点から支援する「法務チーム」と研修などを通じて適切な企業活動を支援する「コンプライアンスチーム」からなり、私は後者に所属しています。私たちのチームでは、社員の法令遵守はもちろん、企業倫理やモラルへの意識を高める取り組みを行っています。具体的には、コンプライアンス・ハラスメント防止等に関する研修、法令違反を未然に防止するための法改正内容の周知・対応の支援、コンプライアンスアンケートの実施や相談を受け付ける内部通報窓口(京王ヘルプライン)の運用等を行っています。

社員の生の声を聞く立場でもあるわけですね。

ええ。アンケートやヘルプライン等を通じて社員の生の声に耳を傾けています。実感するのは、会社組織以前に“人”が京王電鉄や京王グループを動かしていることです。言うまでもなくコンプライアンス意識を高めるには、法令遵守、法律の知識習得も大切ですが、各職場の“人”や“風土”を知ることで、職場に合わせた対応を検討・支援することが何より重要だと感じています。またこの仕事は、時代によって変わる法令やモラルへの柔軟な対応が求められ、正解がないところに難しさもあり、面白さもあります。

正解がない中で、印象に残っている取り組みは?

2年前に実施したハラスメント防止研修です。コロナ禍での取り組みであったため、オンラインでの実施となりました。モニター越しでも、いかに印象的、効率的に実施するか、どうすれば「受けさせられている感」を減らせるか、担当内で知恵を出し合い検討を重ねました。そして取り入れたのが、オンラインだからこそできる投票機能です。ハラスメントへの認識等に関する質問を設け、リアルタイムで結果を表示するなど、興味を持ちながら主体的に参加してもらえる工夫をしたことで、多くの方から反響をいただきました。このように、この仕事には工夫・検討の余地がたくさんあり、型にはまらずに自分たちで考えたことが形になりやすく、そこにやりがいや面白さを感じています。

法改正対応も支援されたと聞いています。

2022年に施行された改正個人情報保護法に対応したことは、私にとって大きな節目になりました。当社の各部署をはじめ京王グループ約40社に対し必要な対応を周知・支援する中で、幅広い事業・職種・職位の方とやり取りする機会があり、誠意を持って対応することを心がけました。その結果、一部の方から「個人情報に関しては高鍋さんに相談したい」と言ってもらうことができました。一定の信頼関係を築けた喜びを実感するとともに、社員として目指すべき姿を再認識できました。

高鍋さんが、これから「目指すべき姿」を教えてください。

私は入社後、たくさんの素敵な先輩社員に出会えたおかげで、多くのことを学ぶことができました。これからも異動・出向等の経験を通じて広い視野を持つことで成長し、多くの方から頼られるような存在になりたいと思っています。この先、部署が変わり経験を積んでも初心を忘れずに、より多くの方から「高鍋さんに相談してみよう」と思ってもらえるような、頼りがいのある社員になりたいと思っています。

One Day Schedule

8:00

出社

資格の勉強、読書、散歩など、1時間好きなことを行ってから出社。

10:00

定例業務

コンプライアンス研修などの啓発物を午前中に集中して作成。

12:00

ランチ

食事を早く済ませ、趣味のバイオリンの練習をすることも多い。

15:00

他部署との打合せ

事業部門の新規事業において、個人情報の取り扱い上、問題がない運営ができるよう検討。

17:00

グループ会社との打ち合わせ

コンプライアンスアンケート結果を踏まえ、今後の施策や支援できることなどをグループ会社と打ち合わせ。

18:00

帰宅

Off Style

幼少期から始めたバイオリンを今でも続けています。休日は所属しているオーケストラの練習がメインで、大学のサークルのメンバーとアンサンブルを行うこともあります。入社後も社員に演奏を聴いてもらう機会があり、みんなに盛り上がってもらえました。良い趣味を持ったなと思っています。