若手社員はどう育つ?~若手社員座談会~ | 働く環境とキャリア | 採用情報 | 京王電鉄株式会社

ROUND TABLE TALK01


若手社員はどう育つ?~若手社員座談会~

若手でも大きな裁量を持って、
自分のやりたいように仕事ができる。
こんな経験ができる場は、きっと他にない。

Nakada Kosei

鉄道営業部
2019年入社/文学部卒

入社後、研修を経て富士見ヶ丘乗務区に配属となり、車掌業務に従事。その後、電車運転士の免許を取得し、高幡不動乗務区にて1カ月半ほど運転士を務める。現在は、鉄道営業部の運転課に所属し、主にダイヤ改正に携わっている。

Nakazawa Sae

物流企画チーム
2019年入社/国際教養学部卒

入社後、研修を経てグループ会社の「京王アートマン」に出向。最初の半年間は年度計画の策定などに従事し、次の半年間は販売促進の企画に従事。3年目に京王電鉄に戻り、現在は物流企画チームで新規事業の起ち上げに関わっている。

Murayama Yuya

株式会社京王ストア
2019年入社/人間環境学部卒

入社後、研修を経てグループ会社の「京王ストア」に出向。最初の1年間は販売促進担当として、SNSを活用したデジタル販促全体の見直しや、新たに開設するネットスーパーの企画などに関わり、現在は新規店舗出店のための計画立案や営業施設の進捗管理を主に担当している。

Kitahara Tomomi

新宿再開発推進室
2019年入社/文学部卒

入社後、研修を経て本社の新宿再開発推進室に配属。現在、プロジェクトチームの一員として、京王電鉄が新宿駅周辺に保有する不動産の再開発の計画検討を進め、東京都などの行政をはじめ関係者との折衝にあたっている。

※内容は取材当時のものです

Chapter1.

京王沿線は、まだまだ開発の余地が
大いに残されている。そこに魅力を感じた。

中澤
私が京王電鉄に関心を持ったのは、海外留学がきっかけでした。大学時代、スウェーデンに1年間留学したのですが、海外に出て改めて日本の良さを実感し、自分が暮らす街をもっと住みやすくしたいという想いが強くなりました。私は地元が京王沿線で、京王電鉄にはもともといいイメージを持っていたのですが、企業研究を進めていくと沿線のためにソフト・ハード両面で色々な施策を行っていることを知り、まさに私の目指している方向と合っていると感じて入社を志望したのです。
中田
逆に私は、就職活動中に初めて京王線に乗ったというくらい、京王沿線には無縁だったんです。でもあえて当社を志望したのは、色々なことに挑戦できる企業だと感じたから。私は学生時代、スポーツを通じてチャレンジし続けてきた経験があって、社会に出てからも同じような体験がしたいと思っていました。京王電鉄は人々の暮らしに貢献できる幅広い事業フィールドがあり、しかも最近は沿線で新しい取り組みをどんどん繰り広げていて、この会社なら私が望むキャリアが手に入るんじゃないかと。
村山
色々な仕事を経験できるというのは、私も京王電鉄に決めた大きな理由でしたね。大学時代、郊外や過疎地域の活性化について学ぶゼミに所属していたこともあり、就職にあたっては漠然と「まちづくり」に携わりたいと不動産デベロッパーや鉄道会社を検討していました。その後、就活を進めていく中で、ひとつの事業を突き詰めていくよりも、色々な事業を経験しながら成長できる鉄道会社のほうが自分に合っていると考え、中でも、お会いした社員の方々が皆さん温かくて、「この人たちと一緒に仕事がしたい」と強く思えた京王電鉄を志望しました。
北原
私も大学時代、地域活性化やコミュニティ形成に興味を持ち、様々なプログラムに参加して各地方創生のための活動に携わっていました。しかし、どれもボランティア要素が強いもので、ある程度ビジネス化されていないと持続性がなく、根本的な課題は解決されないと感じました。そこで、きちんと仕組みづくりを踏まえた「まちづくり」を考えてみたいと。それを、自分が生まれ育った京王沿線で実践したいと思ったことが、当社を志望したきっかけです。うちの沿線は良くも悪くも開発されきってなくて、まだまだ開発の余地が大いにあることにも魅力を感じました。
中田
北原さんは今、新宿の再開発プロジェクトに関わっているんですよね。まさに「まちづくり」を推進していますね。
北原
ええ。最初の配属で新宿再開発推進室に配属となり、今計画を立てているところです。他の私鉄各社は、ターミナル駅周辺の再開発がすでに進められていますが、京王はこれから。新宿に限らず沿線全体においても、検討中の再開発プロジェクトをいくつか控えていて、まちづくりに興味のある方にとっても魅力的な企業だと思いますね。

Chapter2.

予想外のキャリアに出会い、
自分の新しい可能性を発見できた。

中澤
中田くんは、電車の運転士の免許を取得したんですよね。
中田
そう。鉄道事業の現場に配属されて車掌業務に携わり、その後、電車運転士になるための研修を受けて免許を取得。実際に京王線の運転も経験しました。色々なことにチャレンジしてみたいと京王電鉄に入社した私ですが、さすがにこれは想定外でした。とはいっても運転士としてキャリアを積んでいるわけではなく、今鉄道営業部の運転課で主にダイヤ改正に関わっているのですが、この業務で運転士の経験を大いに活かすことができています。電車の運転なんて普通は経験できないことなので、個人的にはラッキーな配属だったと思ってます(笑)。
村山
想定外のキャリアと言えば、私もそうですね。最初の配属で「京王ストア」に出向することになり、ずっと小売業の運営に携わっています。入社前はまちづくりに携わることを希望していましたが、京王ストアに来てから色々な発見の連続で、実は小売業ってこんなに面白いんだと今は夢中になっています(笑)。例えば、店舗のベテランスタッフの方々は長年の勘と経験で、その日に売れる商品を見抜けるんですよ。最初はとても驚いたのですが、実はその判断はデータに裏付けられていて、現在は、データ分析の手法を上司に教わりながら、店舗で働く従業員の皆さんに、有益な情報を発信できるよう日々勉強しています。こうして自分の新たな興味に出会えるのも、キャリアステップで色々な業務を経験できる京王電鉄ならではですね。
中澤
私も今未知の世界にチャレンジしている最中。3年目に本社の物流企画チームに異動になり、今「物流」に関する新規事業の起ち上げに関わっています。必要な資料を準備し、関係者と折衝して、事業を開発していくことがミッション。それまで私は「京王アートマン」に出向し、村山くんと同じように小売業に携わっていたのですが、流通の知識を活かしながらもまったく違うスキルが求められるので懸命に習得しているところです。まだ異動して日が浅いものの、上司から「中澤さんはどう思う?」と意見を求められることも多く、大いにやりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。
北原
若いうちから裁量を持って仕事ができますよね。私が参加している新宿再開発プロジェクトも少数のチームで、若手の私も担当業務を持たせてもらい、行政との折衝などにあたっています。ここのところ非常に忙しくて、上司が私の業務量を気にかけてくださったのですが、私としてはぜひやり遂げたい業務ばかりなので、その気持ちを伝えると「わかった。何かあったらサポートする」と任せてくれました。こうして個人の意思を尊重してくれる環境なので、モチベーションもおのずと上がります。
村山
出向先でもそう。京王ストアも若手にどんどんチャレンジさせる風土で、私も出向して早々、上司から「ネットスーパーを立ち上げたいので企画してくれないか」と任されましたし、先ほどお話しした販売動向の分析も、自分で過去の実績を各カテゴリー別に調べて、担当内で共有し、まとめた資料を全店舗に発信しています。やりたいようにやらせてくれる一方で、責任はきちんと上司が取ってくれる。とても恵まれた環境でキャリアを積んでいると感じています。

Chapter3.

社員の誰もがお客様のほうを向いている。
京王電鉄は、実はとても熱い会社。

中田
今私は鉄道事業に関わっていますが、改めて感じるのは、京王電鉄の社員は皆さん強い責任感と使命感を持って仕事に取り組んでいるということ。例えば、災害が起こって電車の運行に影響が出た時など、お客様の安全を確保するために社員総出で駅の現場に立つなど、そうした誠実な社風は京王電鉄らしくてとても気に入っています。
北原
そう、京王電鉄はとても真面目な会社ですよね。今私が関わっている新宿の再開発でも、ただ収益を上げればいいという考え方ではなく、鉄道事業も絡んでくるので公共性も強く意識していますし、ここに集うお客様のことを第一に考えている。
村山
私が携わっている小売業も、その本質を突き詰めれば沿線のお客様の暮らしを豊かにするためのもの。どの事業に関わる社員も、いつも沿線のお客様のほうを向いていますね。
中澤
そう。何か課題に直面した時には、いつも「お客様のためにはこうあるべきだ」と議論が盛り上がる。鉄道会社というと少し堅いイメージがあるかもしれませんが、当社は誠実で熱い社員が多いですよね。
中田
これからチャレンジしたいことをお話しすると、私は今ダイヤ改正を担当していますが、昨今のコロナ禍で人々の生活様式が大きく変わる中、どんなダイヤにすればお客様のお役に立ち、かつ会社の利益にも貢献できるのか。自分なりにその答えを出していきたいと思っています。そしてゆくゆくは、チームを率いてメンバーの力を最大限に引き出せるような、そんなリーダーを目指していきたいですね。
村山
現時点では、私は小売業を極めていきたいと考えています。次はSC(ショッピングセンター)などの商業施設を企画運営する側も経験してみたい。小売業に関わる魅力は、お客様と直に触れ合えること。こうしてお客様のリアルなニーズを掴んで、京王沿線をもっと暮らしやすくするための力になれればと思っています。
中澤
私は今手掛けている物流事業を軌道に乗せることが当面の目標ですが、将来は自分の手で何か新しい事業を起ち上げてみたいですね。京王グループの強みは、多様な事業を営む企業を抱えていて、豊富なリソースを持っていること。これを活用すれば、わざわざ独立起業しなくても大きなビジネスができる。それは当社の大きなメリットだと思うので、ぜひチャレンジしてみたいですね。
北原
私もまだ世の中にないものを創り出したいです。現実の延長線上ではなく、常識的に無理だと思うことにも敢えて挑戦してみたい。そこから世の中を変えていくような事業を生み出し、社会に貢献していきたい。それを京王グループという舞台で成し遂げられたら、今以上にこの会社で仕事を楽しめると思いますね。