活躍する女性の声~女性社員座談会~ | 働く環境とキャリア | 採用情報 | 京王電鉄株式会社

ROUND TABLE TALK02


活躍する女性の声~女性社員座談会~

どんどん女性が働きやすい会社に。
みなさんが実現したいキャリアは、
京王電鉄ならきっとかなう。

Kai Fukiko

グループ事業部 課長
2000年入社/教育学部卒

入社後、運輸部(現・鉄道営業部)に5年間在籍した後、新規事業開発を担う事業推進部に異動して生活サポートサービス事業に従事。10年目から4年間、グループ会社の京王ビジネスサポートに出向し、京王電鉄本社経理部を経て、現在はグループ事業部に所属。

Satake Yukako

沿線価値創造部 課長補佐
2003年入社/文芸学部卒

入社後、グループ会社の京王アートマンに出向して小売業を経験した後、入社4年目からSC営業部でショッピングセンターの運営に従事。入社13年目から事業推進部で納骨堂事業の新規起ち上げや葬祭事業の運営などを担い、現在は沿線価値創造部に所属。

Matoba Sayaka

開発企画部
2015年入社/文学部卒

入社後、研修を経て、SC営業部に配属。最初の2年はテナントの賃料管理などの計数業務や「トリエ京王調布」の開業支援などに従事し、その後の1年は京王聖蹟桜ヶ丘SCにて販促業務を担当。入社5年目から現在の開発企画部に所属。

Komiyama Yasuha

広報部
2018年入社/経済学部卒

入社後、研修を経て広報部に配属。現在、広報担当として、会社の情報をいち早く発信する「ニュースリリース」の作成・配信や、テレビ・新聞などからの取材対応、また事故や事件などの危機案件が起こった際の報道対応などに関わる。

※内容は取材当時のものです

Chapter1.

異動するたびに転職したかと思うぐらい、
実にさまざまな仕事を経験できる。

小宮山
今日は「女性座談会」ということで、先輩方とお話しできるのを楽しみにしてきました。甲斐さんと佐竹さんは入社以来、色々な業務に携わってこられたと思いますが、これまでのキャリアを振り返っていかがですか?
甲斐
私は京王電鉄に入社してもう20年以上経ちますが、本当にいろんな仕事を経験させてもらいましたね。鉄道事業の現場からスタートして、新規事業開発やグループ会社への出向、本社でのIR(投資家広報)業務や経理業務などを手がけ、いまは京王グループ各社の経営を支援する立場に就いています。でも実は私、もともと教員志望で、京王電鉄で少し社会人経験を積んでから教師になろうと思っていたんですよ(笑)。
的場
そうだったんですね。甲斐さんがそうした志向をお持ちだったとは意外でした!でも、今も京王でキャリアを重ねていらっしゃるのは、京王電鉄のどこに魅力を感じているからなのですか?
甲斐
これはおそらくみなさん感じていることだと思いますが、京王電鉄は「人」が良いんですよね。一緒に働く上司や先輩に恵まれて、いつも伸び伸びと仕事に取り組むことができた。そして、異動するたびに転職したかと思うぐらい、違う世界で新しいチャレンジができる。ですから常に刺激があるんですよね。これまでのキャリアを振り返ると一貫性がないように映るものの、こうして多様な経験を積んできたからこそ、いまグループ会社の経営に関わるようなポジションを務められるのだと感じています。
小宮山
佐竹さんも、色々な部署でキャリアを積まれていらっしゃいますよね。
佐竹
ええ。私は最初の配属で小売業を営むグループ会社の「京王アートマン」に出向し、そこで仕入れなどの店舗業務も経験しましたし、その後はSC(ショッピングセンター)を運営する部署へ異動してテナント管理やSCの管理・運営業務全般に携わりました。SC営業部には10年弱在籍し、この間に子どもを3人出産しましたが、異動する前には特命担当として管理規則の変更等の課題の解決にあたりました。
的場
私は佐竹さんがSC営業部から異動された後、SC営業部に配属されたのですが、佐竹さんのお仕事ぶりが語り継がれていて、よくお名前を耳にしましたよ。
佐竹
SCには長く関わったこともあって思い入れがありますし、そうして評価いただいているのはうれしいですね。その後は事業推進部に異動してシニアビジネスを手がけることになり、お寺との提携による「納骨堂」の新規事業起ち上げを担いました。納骨堂なんてまったく未知の世界でしたが、関わるビジネスの振れ幅が大きいのも京王電鉄らしいところ(笑)。3名のチームで悪戦苦闘しながらこの事業を起ち上げた後、葬祭事業を運営するグループ会社の「京王フェアウェルサポート」に兼務出向し、社長直下で管理部のマネージャーを務め、今度は企業運営について学ぶ機会を得ました。そして現在は沿線価値創造部に所属し、自治体や学校と連携して沿線に面白い仕掛けを起こし、沿線価値向上を図るというミッションを負っています。
小宮山
お話をうかがっていると、おふたりとも面白い仕事を次々と経験されているのですね。

Chapter2.

職場全体が育児との両立を支援してくれる。
子どもを持ってもキャリアアップできる環境。

甲斐
京王電鉄は性別関係なく、若いうちから責任ある仕事を任され、成長を促してくれる風土が昔からあると思いますね。
的場
私も入社してからこれまで、女性だからという理由で働きにくさを感じたことはありませんし、むしろ新入社員時代の現場実習の際、たとえば鉄道駅に女性専用の宿泊設備がきちんと整備されているなど、会社として女性活躍を推進している姿勢を強く感じました。また、いま私は開発事業本部全体の事業戦略の策定や予算・決算の取りまとめなどを手がけていますが、若いうちからこうした経営に近いポジションに関われることにとてもやりがいを感じています。
小宮山
甲斐さんもすでに課長を務めていらっしゃいますし、女性の管理職の方も増えていますよね。私の直属の上司も女性です。いま私は広報部でマスコミ対応の仕事をしていますが、仕事だけでなくプライベートのことも相談に乗っていただくことが多く、とても尊敬しています。
甲斐
佐竹さんが以前に在籍していた「京王フェアウェルサポート」も、いま京王電鉄から出向している女性社員が社長を務めていますしね。
小宮山
そうして活躍されている先輩社員の方々は、みなさん仕事と家庭と両立されています。甲斐さんもお子様が二人、佐竹さんは三人いらっしゃるんですよね。
佐竹
私は子どもをもうけたのが早くて、いまの小宮山さんぐらいの歳で一人目を出産したんです。15年ほど前のことですが、当時は出産して復帰された女性社員が身近にいらっしゃらなくて、自分で人事部に色々と確認しながら育児休暇を取得しました。でも、妊娠がわかった時、上司や先輩は応援してくれましたし、ちょうど京王グループ事業所内保育所の「サクラさーくる」が発足した年で、会社からも「枠があるからぜひ利用してはどうか」とご提案をいただきました。そうした周囲のサポートもあって復帰しましたが、それ以降、育児支援の制度がどんどん整ってきて、二人目、三人目と出産するたびに働きやすくなってきましたね。
的場
いまは職場全体に育児への理解がありますよね。私の職場の男性社員の方々も、お子様の送り迎えでフレックスタイム制度を活用されていますし、「今日は子どもの誕生日だから午後から休みます」と宣言して有給休暇を取得されたりと、性別に関わらず仕事と育児を両立するのが当たり前の雰囲気ですね。
小宮山
私も最近結婚しましたが、やはり仕事と育児を両立することに漠然と不安を感じています。先輩お二方から、何かアドバイスをいただけたらうれしいです。
甲斐
やはりどうしても時間的な制約はあるので、困った時は周りにどんどん協力を求めればいいと思いますよ。京王電鉄はチームプレーの文化が根づいているので、必ず助けてくれる。その代わり、他の人が困っている時には進んでサポートしてあげることが大切ですね。
佐竹
確かに育児との両立は大変な面も多くて、限られた時間でいろんな用事を済まさなければならないので、常にマルチタスクが求められるんですよね。でもそれは仕事にも役立つスキルで、私は子どもを持ってから効率的に業務をする力が磨かれたように思います。育児との両立もポジティブに捉えると、キャリアアップにつながっていきますよ。

Chapter3.

入社してから「やりたいこと」を見つけられる。
女性が活躍できる場も、ここにはたくさんある。

甲斐
的場さんと小宮山さんは、まだ若いのでこれから京王電鉄でいろんな経験ができると思います。お二人はいまどんな目標を持っているのですか。
小宮山
いまの広報の仕事をもっと究めていきたいです。最近はSNSでの情報発信なども担当させてもらえるようになり、任される仕事の幅が広がってきました。京王電鉄のことをもっと多くの人に知っていただいて、ファンを増やしていきたいですね。また、私は誰かに喜んでもらえたり、頼ってもらえることにやりがいを感じるタイプなので、将来どんな部署に異動しても「困った時は小宮山さんに相談しよう!」と思ってもらえる人になることが目標です。
的場
私もいまは開発事業本部で事業全体を俯瞰しながら舵取りをする役割を担っていますが、ここで得た知見をもとに、ゆくゆくは自分で事業を推進できるような人財になりたいと思っています。こうして開発事業の中で自分の専門性を磨きつつ、先輩お二人の話をうかがって、京王電鉄では本当に多彩なキャリアが積めることをあらためて実感したので、新しい世界を経験できるのなら喜んでチャレンジしたいですね。
小宮山
では最後に、これをご覧になられている学生の方々に向けて、先輩方からメッセージをいただけますか。
的場
それでは、私からは女性の学生の皆さんへ。鉄道会社は男性社会というイメージがまだまだ強いかもしれませんが、京王電鉄は鉄道を中心として生活サービス事業を幅広く展開していて、女性の視点が活かせる場面もたくさんあります。社内もどんどん女性が働きやすい環境になっていますし、ワークライフバランスを保ちながらキャリアアップできるので、意欲のあるみなさんにぜひ仲間になっていただきたいですね。
佐竹
正直にお話すれば、私自身、就職にあたって何が自分に向いているのかハッキリと決められていませんでした。京王電鉄を選んだのは、いま的場さんが言ったように事業のフィールドが幅広いので、入社してから自分に向いていることが見つかるんじゃないかと思ったから。実際、キャリアを積めば積むほど、知らない世界に出会えて、いろんな人とつながって、「こんな仕事がしたい」と思ったことが実現できるようになる。自分のキャリアを長い目で捉えて成長したい方には、良い会社だと思いますね。
甲斐
そう。いろんなことにトライしてみたい方には京王電鉄はうってつけの会社ですね。最近は社員一人ひとりの意向を尊重し、実現したいキャリアができるだけかなえられるような人財配置をしています。入社した後に色々な経験をして自分の軸を定め、それをもとに社会に貢献し、ぜひ京王電鉄で有意義な人生を送ってほしいと思っています。