高尾山が多様性に富んだ時間を楽しめる場所に。
高尾山口駅前活動ホテル「タカオネ」

新宿から約50分で訪れることのできる大自然、高尾山エリア。京王グループと関わりの深いこのエリアの魅力をより高めるため、高尾を能動的に楽しめる活動ホテル「タカオネ」が誕生しました。旧宿泊施設のリノベーションをきっかけに、高尾山エリア全体のリノベーションを目指し、これまで日帰り登山で遊びに行く場、というイメージが強かった高尾を、一歩進めて「活動する場・暮らしたい街」へと変えていきます。本プロジェクトでは京王電鉄、R.project、アワーカンパニーの3社がタッグを組み、企画から開業まで行いました。高尾山エリアの魅力を最大限に発揮するために、それぞれの立場から語ってもらいました。

Ogata Takahiro

京王電鉄株式会社
開発企画部 企画担当
2019年入社。開発推進部を経て開発企画部へ異動。

事業主として建物のリノベーション、企画プロデュースを行い、高尾山のイメージを変える活動に注力。

Hanamasu Toshiyuki

京王電鉄株式会社
開発企画部 企画担当
2007年入社。開発推進部、京王重機整備へ出向を経て開発企画部へ異動。

事業主として建物のリノベーション、企画プロデュースを行い、高尾山のイメージを変える活動に注力。

Suematsu Kosuke

株式会社R.project
マネージャー

タカオネの開発段階から関わり、完成した建物のバトンを運営としてつないでいく。

Sakane Fumi

株式会社アワーカンパニー
PR・プロモーション

総合企画監理として、プロジェクトデザインを推進する中で、タカオのカタヲの企画・運営も担当。

※内容は取材当時のものです

Chapter1.

日帰り観光地のイメージを変えたい

坂根

タカオネのコンセプトは「転換=TURNING」です。高尾山は日帰り登山で訪れる方が多いため、企画当初、ホテルの需要がないかもしれないという課題感がありました。プロジェクトチームで議論を重ねた結果、単に泊まるだけの「場づくり」ではなく、高尾の楽しみ方をどんどん生み出し、発信する「方づくり」の拠点にしていくことにしました。ホテルに泊まるという体験は高尾の楽しみ方をさらに深めるための選択肢の一つです。タカオネに訪れたことで、その方の日々が少しでも変わるようなTURNING POINTになればと考えています。

緒方

高尾山口駅とその周辺のリニューアルや京王高尾山温泉 / 極楽湯ができたことで、日中の過ごし方は充実してきましたが、夜から朝にかけての楽しみ方はまだあまり発見されていません。そこで、誰もが気軽に、思い思いに、そして思い切り高尾山を楽しむことで、予想もしていなかったような刺激に出会い、感激できる場所にしたいと考えています。タカオネはそれを実現する「活動ホテル」という位置付けです。

花増

私は会社のクリーンキャンペーンで何度か高尾に来ていましたが、今までは山に登って蕎麦を食べて温泉に入るくらいしか楽しみ方を知りませんでした。今回のプロジェクトを通して高尾の魅力を知ることができたので、これからはより能動的に体験してみたいです。

壽榮松

楽しみ方の例としては、川遊びやサンライズハイクもできますし、地域と連携した陶芸や革小物製作などのアクティビティも用意しました。また、NAKA-NIWAでの焚き火やKITCHENのファイアーテーブルなど、火を使った演出にはこだわっています。

緒方

タカオネができたことで高尾山エリアは1日だけでなく、2、3日滞在して楽しむ場所になっていくと思います。ここからテレワークなどの需要によって1週間、1カ月と長く滞在する場所に成長させていき、ゆくゆくは高尾に住む人が増えれば嬉しいです。

坂根

高尾は観光地のイメージが強かったのですが、今回のプロジェクトを通して高尾の方々とコミュニケーションを取り、若手農家さんや、トレイルランナーさん、地域資源を使って活動する作家さんなど面白い活動をしている方がいっぱいいると知りました。皆さん高尾が大好きで、高尾山を盛り上げていくことに前向きな想いを持っていらっしゃいます。インタビューなどの依頼をさせていただいた際も、好意的かつ協力的にご対応くださる方が多かったことが、印象に残っています。タカオネをそのような方々の活躍の舞台にもしていきたいです。

Chapter2.

思いついたときにふらりと訪れたい、日常の選択肢

坂根

高尾が、記念日に訪れたり、季節を変えて定期的に何度も訪れたくなる場所になったらいいなと思っています。

壽榮松

日常の選択肢にこういう場所があるのはいいと思います。仲間と居酒屋に行くように山で歩きながら喋ったり。しんどい時にはカフェの代わりに沢に来て一人でボーッとするのもいいですし、家族でショッピングモールに行くようにワイワイ訪れたり。初デートで映画の代わりに高尾山、なんていうのも素敵です。

坂根

すがすがしい気分になりたい時に気軽に来て、何をしようかと迷ったらタカオネのスタッフにちょっと話してみてもらえれば、きっとまだ体験したことのない楽しみ方が見つかるでしょう。

壽榮松

個性的なスタッフが多いので、ぜひいろいろ話しかけてもらえれば嬉しいです。

花増

下調べなしに高尾に来た際に、ふらっとタカオネに寄って観光案内所のように利用してほしいですね。そこでお客さま同士の交流が生まれて情報共有もできる場になれば、我々も知らない高尾の魅力が再発見されていくのではないでしょうか。登山客以外にも会社の集まりでタカオネを利用していただいたり、若い方にアフター5で来ていただいたりしたいです。R.projectさんは教育事業や合宿事業を行っているので、学生の団体利用も増えると思います。

Chapter3.

3社で協力してプロジェクト進行

緒方

当社にとって大切な観光資源である高尾山のエリア価値向上に向けてタカオネプロジェクトを立ち上げ、当社は事業主として、企画・プロデュースを手掛けました。

壽榮松

R.projectは施設運営者ですが、企画開発段階から仲間入りさせていただき、施設のあり方の検討や実際の場づくりに参画。現場目線の要望をたくさん取り入れていただきました。

坂根

アワーカンパニーは、総合企画監理という立場でコンセプト策定からプロジェクトデザイン全般に関わらせていただきました。その中で高尾の新しい楽しみ方づくりに挑戦・発信するメディア「タカオのカタヲ」の立ち上げ、運営も行いました。

花増

そして、当社が実際の建物のリノベーション工事も行うという役割分担で、プロジェクトを進めていったんですよね。

Chapter4.

訪れた人の日々を変える場所として盛り上げていきます

坂根

プロジェクトを通じて、京王さんの「地域と向き合いながら進めるまちづくりの姿勢」に触れることができ、勉強になりました。地域の方を巻き込んだり、対話を重ねながらプロジェクトを進める姿を見て、「街を盛り上げる仲間として一緒にやっていきたい」という京王さんの想いを感じました。その想いが地域の方にも伝わっているから、多くの方がタカオネに協力してくださるのだと思います。

花増

皆さん思い入れを持ってプロジェクトに取り組んできたので、これからさらに盛り上げていきたいですね。

壽榮松

本当に素敵な場所になったので、多くの方に活用していただきたいです。テレワークプランもあるので、ワーケーションに使っていただければ。

緒方

訪れた人たちの日々が変わる場所として、高尾山エリアをこれからもっと楽しくて利用しやすい場所にしていきたいです。

タカオネができるまで

2018.12

リノベーション
プロジェクト開始

当社でホテル物件を取得し、「高尾山」ブランドのリノベーションプロジェクトを開始

2019.6~7

プロジェクト始動

6月に当社、アワーカンパニー、R.projectの3社が、7月には設計会社(海法圭建築設計事務所)が加わり初のミーティングを開催

2020.10.16

リノベーション工事着工

京王建設が施工会社となり、リノベーション工事に着手

2020.11.11

ホテルの名称を
「タカオネ」と発表

高尾山の名称の由来といわれている、高いところで左右に伸びる尾根を意味する「高尾根」から着想

2020.11.13

「タカオのカタヲ」
サイトオープン

プロジェクトチームにより、高尾山の新たな楽しみ方を提案するWebサイト「タカオのカタヲ」を開設

2021.6.30

リノベーション工事竣工

建物のシンボルである外観は、元々のオレンジ色のホテルのイメージを転換し、木のルーパーを採用して山の背景や周辺の景観に馴染むデザインに

2021.7.9

マスコミ取材会実施

開業準備を進めながら、マスコミ向けの取材会を実施し、タカオネをPR

2021.7.17

OPEN!!

オープン当日は、高尾山薬王院による開業御護摩祈祷が行われ、京王電鉄、R.project、アワーカンパニーの各社社長も出席