安全で快適な運行。
自分の検査した電車が
お客さまを乗せる責任とやりがい。
エキスパート職/車両・2015年度入社
車両電気部 車両管理所 若葉台検車区
※内容は取材当時のものです
Career Step
- 2015年
- 車両電気部 車両管理所 富士見ヶ丘検車区
- 2019年
- 車両電気部 車両管理所 若葉台検車区
Section 01.
なぜ電車の整備士になろうと思ったのですか?
きっかけは、テレビで地方鉄道の整備士が働く姿を見たことでした。電車の動力源であるモーターを分解して点検している場面だったのですが、その繊細な作業を見て、憧れのような気持ちを抱きました。といっても、もともと鉄道が好きだったというわけではありません。私は手芸に夢中になる小学生でした。電車の整備と手芸は、私にとっては共通する面白さがあります。どちらも細かい作業の積み重ねが大切。それがあってはじめて、安全で快適に電車を走らせたり、きれいな作品を仕上げたりというゴールに辿りつくことができます。数ある鉄道会社から京王電鉄を選んだのは、「先輩の女性が整備士として活躍している」と高校の先生から紹介されたからです。
Section 02.
どのような時に仕事のやりがいを感じますか?
私が担当している車両の点検業務は、お客さまの安全に関わる責任の重い仕事です。ミスをしてしまうと車両故障や事故が起きる危険性があり、いつも気を引き締めて仕事をしています。しかし、その分、他では味わえないやりがいが得られます。たとえば、京王電鉄の電車を利用して通勤・通学されるお客さまを見かけた時。いつも「自分の仕事が地域の役に立っているんだ」と満ち足りた気持ちになります。あるいは自分が電車に乗った際に、ついつい車両番号を確認して「これは昨日点検した車両だ」とわかった時。自分が点検した車両が無事に走っている姿を見るとモチベーションが一層高まります。
Section 03.
京王電鉄をどのような鉄道会社だと感じていますか?
常に挑戦する鉄道会社だと思います。その象徴ともいえるのが、新しい車両の導入です。2016年には京王初のロング・クロスシートの座席転換が可能な5000系車両が登場。「お客さまにとってより快適な車両になった」という喜びが得られた出来事でした。また2026年には2000系車両が導入されます。ベビーカーや車いすを意識した大型フリースペースを備えたり、安全性、快適性はもちろん省エネ性や防犯性が向上したりと新しさがいっぱい詰まった車両です。私たちが関わるメンテナンス面も進化していて、より作業がしやすい仕様になっています。この先も、どのような車両を扱うことになるのか楽しみです。
Section 04.
車両を運転する業務も担当されているそうですね。
現在は「限定運転士」として、車両基地内で検査や洗車のために車両を運転する業務も担当しています。入社前は、自分が電車の運転をするとは想像もしていませんでした。国家資格である「限定運転士」の取得は容易ではありませんでしたが、「せっかく鉄道会社に入ったからには自分で電車を動かしてみたい」という強い思いを持って挑戦しました。「限定運転士」の仕事は、点検・整備の仕事にも大いに役立っています。運転する者にしかわからない、ブレーキの効きや走行中の振動などから、違和感を感じられるようになったのです。検査・保守担当者に必要な車両に関する知識も深められ、苦労した甲斐があったと思っています。
Section 05.
女性でも活躍できる環境なのでしょうか?
鉄道は長らく男性中心だった世界。ですから私も入社前は専門知識や体力の面でついていけるか不安がありました。でも実際に職場に入ってみると、機械の専門知識は丁寧に教えてもらえましたし、パワーが必要な場面では周りからのサポートがあって、問題なく働くことができました。今ではほとんど男性と遜色なく動けています。職場の雰囲気を一言で表すとしたら、和気あいあい。60代のベテランから10代の新入社員までが、お互いに自然体でコミュニケーションをとりながら点検作業を行っています。性別も年齢も関係なく、誰もが溶け込みやすくて、働きやすいと思います。
Section 06.
今後の目標を聞かせてください。
目指すのは、「車両のエキスパート」と認めてもらえる人になることです。私たちの職場では、車両に不具合やその予兆が見つかると、チーム全員で意見を出し合いながら、原因を調査し、どのように対応するかを判断していきます。そうしたミーティングの場面で、「ここは、問題ない」「いますぐ修理や交換の対応が必要」と意見を的確に出し、円滑に事象に対応したいと考えています。いろいろな車両の整備経験を積み重ねて、車両故障に迅速に対応できる。そんな整備士に向かって成長していきたいですね。
Life Outside of Work
オフの過ごし方
横浜や東京スカイツリーなどによくショッピングに行きます。お気に入りのアパレルショップに行ったり、美味しいものを食べたりします。京王線は都心や郊外へのアクセスが便利なので、いつでも気軽に出かけることができます。家にいる時は、ゲームや映画鑑賞をして過ごしています。ゲームは、ほのぼの系のシミュレーションゲーム。映画は主にネット配信で、目に留まった作品を気の向くままに楽しんでいます。