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試乗会参加レポート
※2017年9月17日実施

  • 南田裕介
  • 南田裕介

    Profile
    芸能事務所ホリプロのマネージャー
    「鉄道BIG4」のひとり。
    「タモリ倶楽部」の鉄道特集回に多数出演。

本当にこれが京王電車!?
そう、これが新しい京王電車なんです!

新型車両5000系の試乗会に参加した率直な感想は、「本当にこれが京王電車なのか!?」でも、そうなんです。刷新されたデザインに驚きましたが、これが新しい京王電車なんです!
どこが京王線らしからぬかといえば、やはり先頭車両の顔。
これまでにない流線形のノーズは、従来車両よりも500mm長くなっているそうです。ブラックのカラーリングも斬新で、事前に見ていたイラストよりもぐっとシャープな印象。そして、鉄道ファンには嬉しいアノ部分、「運転席の後ろの窓」も京王線っぽくありません。
車内への貫通扉が右側になったため、運転席の後ろの窓が広く取られているんです。だから、意外とある勾配や、先行車両に接近した状況、対向車両とのすれ違いなどをダイナミックに体験できます。
運転士さんの迷惑にならないように大いに楽しみましょう!
そうした斬新さは、車両の装備についても同様。 これまでロングシート車両のみだった京王線でクロスシート車両を見ると、「これが京王線!?」と呆気に取られること必至です。
予測はしていましたが、いざクロスシートに座って沿線の風景を眺めると、京王線に新しい時代が来たことを実感させられました。
車内はというと、あたたかな配色で落ち着きがあります。座席には、沿線の名所である高尾山の樹々と繊維の町として知られる八王子の絹糸を意識したデザインが採用されていて、これがまたしっくりくる。もちろん、座席そのものも最新式ですし、車端部分の3人掛けロングシートの各席に肘掛けが付いているのもユニーク。クロスシートの時だけ使えるコンセントでも、早速スマホを充電してきました!
と、ここまでは「京王線らしからぬ点」についてレポートしてきましたが、最後に、5000系に宿る「京王線らしさ」についても触れたいと思います。車両連結部分の「渡り板」にも、ぜひ注目してください。これまでの京王線と同じ黄色になっていて、なんだか安心します。(笑)
9月29日(金)から、ロングシートでの営業運転は始まっていますが、「座席指定列車」としての運行は来春開始ということで楽しみ。
期待が広がります!。

  • 玉川美沙
  • 玉川美沙

    Profile
    ラジオパーソナリティ。
    ラジオ番組のほか、
    映画コメンテーター、エッセイなど幅広く活躍。

電車として高性能なだけでなく、移動空間として快適!

京王電鉄にとって、16年ぶりとなる新型車両5000系の導入。
記念すべき車両の試乗会に参加できる素晴らしい機会をいただけて光栄でしたし、いち鉄道ファンとして素晴らしく幸せな時間でした♪とはいえワタシは、あらゆる車両に詳しい「車両鉄」でもなければ、さまざまな路線に乗りまくっている「乗り鉄」でもない、未熟なファンです。そんなワタシでも試乗して最初に感じたのは、はっきりわかるスムーズで静かな走行でした!
鉄道業界で座席指定型列車がジワジワと増えつつある今、その運用に踏み切った京王電鉄ならではの「快適さの追求」を感じることができました。電車に乗る側としては、座席指定列車を選ぶ理由は、「長い距離を、少しでも快適に移動したいから」ですもんね。
試乗会にいらしていた皆さんが「京王線らしくない」と驚いていたノーズに象徴される新しいデザインも含めて、まさに、満を持してという表現がぴったりだと感じました。
その他にも、5000系にはワタシたち乗客の想いをきちんと汲んでくれているんだなぁと感じるポイントがたくさん!
たとえば、照明。ロングシートでの通常運転時はさわやかな昼白色ですが、クロスシートで運転される座席指定列車の時は、癒される暖色に切り替えられるLED照明なんです。確実に自分空間が広がったと感じられる「座席幅の拡大」や、「肘掛け」、京王電鉄では初めて導入された車いすスペースにある「腰当て」など、どれをとっても「どうぞゆっくりお過ごしください」と言われている感じがするじゃないですか!ゆったりし過ぎて寝落ちしても、あの抜群に高音質な車内アナウンスなら、聞き逃さずに済みそうでありがたいです。(笑) 
5000系の電車としての性能の高さはもちろん、移動空間としての快適さをぜひ乗車して体感してほしいです!
個人的には、息子と「ちょい鉄旅」の定番ルートになっている高尾山にも、乗っていけるようになったらいいなぁ~とリクエストしたいですね。

  • 岡安章介
  • 岡安章介

    Profile
    お笑いトリオ「ななめ45°」の大ボケ担当。
    「鉄道BIG4」のひとり。
    特技の1つに「電車ものまね」があり、車掌、駅員の真似を得意とする。

従来の京王電車のイメージを覆す革新的な車両でした!

京王線といえば、ロングシート車両じゃないですか。
クロスシート車両の印象が無いので、1番に違いを感じたのはそこでしたね。あとは、やっぱり先頭車両の「顔」ですよね。
シャープなんですけど、表情は丸くて、僕的にはかわいい感じがしました。ノーズが長くなった分、乗務員室も広かったですし、乗務員室の座席がお客さん用の座席と同じカラーリングだったのも「おっ!」と思いましたね。試運転の合間に運転士さんとお話したら、「運転席も少し広くなりました」と仰っていて、この話の流れで乗務員室に入れてもらえるかなぁって期待したんですけど、さすがにダメでした。(笑)
それから、外観には京王レッドのスカートをはじめ、京王電車らしい色が印象的に使われていて、車内に入ると今までにない雰囲気があるなと思いましたね。ドア上にあるモニターのフレームの色がシャンパンゴールドだったり、黒いヘッドレストが各座席に付いていたり、要所要所ラグジュアリーな感じが新鮮で面白かったです。
5000系に乗っていると、沿線でカメラを持って5000系の通過を待ち構えている方が多くいらっしゃいました。
私も皆さんみたいに、5000系の全景を撮りたかったんですけどねー!そこはまた時間を見つけてあらためて撮りに行こうと思っています。京王電鉄さんにとっては、記念すべき試乗会があいにくの雨模様だったかもしれませんけど、撮り鉄としては、雨もありなんです、実は。
電車の加速に合わせて車体からシャーッと水飛沫が跳ねるかっこいい写真が撮れるので、雨の中走る5000系もまた良しって感じでした。
僕は、これまでの京王電車の直線的なのっぺりした顔も、昔のちょっと凹凸のある車体も、味があって好きなんですよ。
好きですけど、5000系の継ぎ目のない車体とか、静かでスムーズな走りを体験してみると、これが京王電車の新しいスタンダードになっていくのなぁって思ったりして。
来年の春、座席指定列車として運転されるのが今から楽しみです!

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