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Members 社員紹介

井澤 直人 工務部 施設管理所 建築担当 技術員 2008年入社

牛塚奨平イメージ

高校で学んだ建築で、世の中に貢献したい。志を胸に、駅を守り、施設を守る。

入社の決め手

井澤 直人イメージ

祖父も父も建築系の仕事に就いており、自然な流れで工業高校に入り建築を学びました。就職では、自分の専門分野でどれだけ人々の生活に貢献できるかを考え、次第に鉄道に興味を持つようになりました。建設会社なども検討しましたが、自分はいろいろと職場が動くより腰を据えて1か所にとどまって仕事をする方が向いていると判断しました。それに鉄道なら、建築の範囲を超えて広い視野で仕事ができそうなことも魅力でした。中でも京王電鉄は当時、バリアフリー化や調布駅付近の地下化など多くの事業を行っていたので、技術者として力を発揮できると考え志望しました。

現在の仕事内容とやりがい

井澤 直人イメージ

建築担当の仕事は、駅をはじめ鉄道に関わる建築物全般のメンテナンスを基軸とし、施設の新設・改修の計画、施工管理、これら工事の予算管理などです。対象は新宿駅を起点とした京王線、渋谷駅を起点とした井の頭線の全線で、施設は駅だけでなく、運転士・車掌の宿泊所、私たちのような技術系職場の施設、車両を整備する工場など多岐にわたっています。私たちの仕事が、例えばビル建設など一般の建設工事と違うのは、鉄道は安全運行を確保しながら工事を進めなくてはならないという事です。工事の都合よりもまず第一にお客様の安全を確保して工事の計画を立てるなど、施工管理の難易度はかなり高くなります。その分、工事後の成果が、多くの人が利用する施設として目に見える形で残る喜びもあります。

将来の目標

井澤 直人イメージ

2年ほど前から駅及び鉄道に係る施設の大規模改修の工事管理を任されるようになり、チームとして仕事をする大変さと醍醐味を学びました。今は維持管理が主な役割ですが、将来、経験を積み新しい駅の設計に関わることができたら、メンテナンスのしやすい構造など維持管理を考慮した観点から貢献したいと思います。加えて、いつかは連続立体交差事業などの大規模なプロジェクトに参画できたらとも考えています。もちろん、そのためにはもっともっと建築の知識と経験を増やす必要があります。駅や乗務員・電気部門など社内の皆さんや、行政や地域の方々との協力が不可欠なので、人間関係を円滑にする力も大切です。まだまだ足りないことばかりですが、一歩一歩、努力を続けていくことが重要だなと思っています。

一日の仕事の流れ(例)

8:30
朝礼
9:00
現場管理
12:00
昼休憩
13:00
工事発注業務
15:00
施工計画打合せ
16:00
保守対応
17:15
終業