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Members 社員紹介

宮園 祐毅 車両電気部 通信管理所 桜上水班 技術掛 2013年入社

宮園 祐毅イメージ

鉄道の要の一つ信号保安設備。その保守・点検を通じて、日々の安定運行を担保する。

入社の決め手

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私の地元には身近に鉄道がなく、初めて電車を利用したのは中学二年の時でした。一度に多くのお客様を安全・快適に輸送する鉄道というインフラに、素直に魅力を感じたことが私の進路を決めました。就職を意識したのは高校二年生。京王の電車を利用した際に見た「京王電鉄が行っている安全装置の仕組み」という広告に目を奪われました。その時に「自分も鉄道の安全を支える技術を担いたい」と感じたのです。入社後は、通信管理所に配属。鉄道会社の電気部門は、列車運行に必要な電力供給設備を担当する強電部門と、信号・踏切・ATC(自動列車制御装置)等の電気設備を担当する弱電部門にわかれますが、通信管理所は後者を担当しています。

現在の仕事内容とやりがい

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私が所属する桜上水班は、新宿から調布までの全線の踏切、転てつ装置(ポイント)、ATC等の信号保安設備を保守・点検することで、安定した運行を担保しています。京王電鉄では桜上水班の他、高幡不動班、井の頭線を担う富士見ヶ丘班、相模原線を担当する調布班があり、各エリア内での信号保安設備の保守・点検を担当しています。保守・点検は月に一度の普通点検、年に一度の精密点検がありますが、状況に応じて行うこともあります。その際、最も意識することは、安全です。特に踏切では、通過するお客様を意識しながら作業することを心掛けています。一歩間違えると大事故につながるとともに、列車の運行を妨げてしまうからです。

将来の目標

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信号保安設備の保守・点検という安全に直結する仕事だけに、誇りをもって仕事をしています。まだ知識・経験は不十分ですが、日々の業務を通じて、知的好奇心が満たされる喜びを感じています。この先は、いろいろな技術領域を担当したいですね。以前、終電から始発までの限られた時間での夜間作業で、数百メートルというレール交換作業に関わりました。レール交換は工務部 施設管理所の担当ですが、私はレール周辺の装置敷設に関わりました。社内外の多くの人と協働し、打ち合わせ通りに無駄なく作業を進めていくという経験は、技術習得とともに人間的なつながりも得ることができました。

一日の仕事の流れ

8:30
始業点呼・引き継ぎ
8:45
作業(午前)
12:00
昼休憩
13:00
作業(午後)
16:45
終業点呼・引き継ぎ
17:15
終業