本文へジャンプメニューへジャンプ

トップメッセージ

「信頼のトップブランド」を目指して、
「安全の確保」と「沿線価値の向上」へのたゆまぬ努力を続けてまいります。 左:京王電鉄株式会社 代表取締役会長 加藤奐 右:京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当期(2008年度)の京王グループは、鉄道事業の安全性向上など中長期的な視点に立った設備投資を積極的に行うとともに、着実かつ効率的な事業活動を展開してまいりました。この結果、連結当期純利益は154億円、京王電鉄における当期純利益は111億円となりました。なお、当期の期末配当金につきましては、1株につき3円(中間配当金を含めて年間6円)といたしました。次期以降につきましても、この配当水準を維持できるよう努力してまいります。

「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」の実現に向けて

 昨今の厳しい経営環境においても、京王グループでは「安全の確保」を最重要課題と位置づけ、鉄道事業において、引き続き「運輸安全マネジメント」を推進するとともに、ATC(自動列車制御装置)の整備を進めるなど、「さらなる安全性の向上」に努めております。また、駅や車両のバリアフリー化を実施し、より安心で快適な輸送サービスを提供するとともに、調布駅付近連続立体交差事業などの大規模工事を推進してまいります。
 これらの施策にともなう設備投資の進捗により費用が増加しますが、経営の安定性を確保するため、安定した収益を見込める稼働中の不動産賃貸物件の取得や、グループ事業での新規出店など、グループ一丸となって競争力の強化に努めてまいります。
 また、沿線拠点を中心に、既存の賃貸物件の建て替え、リニューアルなどを進めるとともに、社有地や鉄道工事によって創出される空間を利用した商業施設や賃貸住宅等の開発を進めるほか、「京王ほっとネットワーク」を拠点とした生活サポートサービスの充実を図るなど、「沿線価値の向上」に取り組むことで、京王グループのさらなる成長を目指してまいります。
 さらに、引き続きコーポレート・ガバナンスを充実させるとともに、環境に配慮した事業活動を推進してまいります。
 なお、2009年6月26日開催の第88期定時株主総会後に行われた取締役会において、加藤奐が代表取締役会長に、永田正が代表取締役社長にそれぞれ選任され就任いたしました。今後も新体制のもとで、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指して取り組んでまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2009年6月

トップメッセージ バックナンバー

▲ページトップへ

京王ナビへ

Copyright(C) Keio Corporation All rights reserved.