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トップメッセージ

「安全性の向上」への取り組みを徹底いたします。「沿線の活性化」を着実に推進し、「信頼のトップブランド」を目指します。京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 はじめに、当上半期に鉄道事業において連続して踏切トラブルがあり、皆様に多大なるご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。これらの事実を真摯に受け止め、今後は安全性の向上への取り組みをより一層推進してまいります。
 さて、当上半期の京王グループは、鉄道事業における安全性の向上を最優先に積極的な設備投資を行うとともに、沿線の活性化に向けた着実な事業活動を展開いたしました。その結果、当第2四半期連結累計期間の純利益は103億円となりました。また、当期の中間配当金につきましては、1株につき3円といたしました。中間配当金を含む年間配当金につきましては、連結配当性向30%以上を目標として、利益の確保に努めてまいります。
 京王グループでは、当年度より「中期5カ年経営計画」をスタートさせており、「さらなる安全性・サービスの向上」と「沿線の活性化」を大きな柱として、その実現に向け様々な施策に取り組んでおります。
 鉄道事業では、安全マネジメント体制の強化を目的として「安全推進部」を新設したほか、ATC(自動列車制御装置)の整備や駅・高架橋などの耐震補強を推進するなど、「安全性の向上」に努めております。また、より安心で快適な輸送サービスを提供するために、当年度中の全駅バリアフリー化(段差解消)を目指して駅改良工事を進めるとともに、調布駅付近連続立体交差事業などの大規模工事を推進してまいります。
 「沿線の活性化」への取り組みでは、沿線において新規に商業施設を開業したほか、シニアレジデンス事業への新規参入に向け新会社を設立するなど、新たな施策を打ち出してまいりました。魅力を高めるこれらの諸施策を積極的に展開することで、将来にわたって当社沿線が活力を維持できるための基盤づくりを、引き続き進めてまいります。
 今後も、「安全性の向上」を最優先課題と認識し、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指して、グループ一丸となって取り組んでまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2010年11月

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