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トップメッセージ

「信頼のトップブランド」を目指して、「安全のさらなる向上」と「沿線の活性化」を着実に推進してまいります。 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当期(2009年度)の京王グループは、引き続き鉄道事業の安全性向上など中長期的な視点に立った設備投資を積極的に行うとともに、着実かつ効率的な事業活動を展開してまいりました。その結果、景気悪化の影響や運輸業における設備投資の進捗による減価償却費の増加などにより連結当期純利益は119億円、京王電鉄における当期純利益は88億円となりました。なお、当期の期末配当金につきましては、1株につき3円(中間配当金を含めて年間6円)といたしました。

「京王グループ中期5カ年経営計画」を確実に遂行し、将来にわたり発展・成長する企業を目指してまいります。

 当社は、2010年度を起点とした「京王グループ中期5カ年経営計画(2010〜2014年度)」を策定いたしました。これにより、昨今の経営環境においても利益を確保できる体制を構築してまいります。
 具体的には、引き続き「運輸安全マネジメント」の推進やATC(自動列車制御装置)の整備をはじめ、駅のバリアフリー化や、調布駅付近連続立体交差事業といった大規模工事を推進することで、公共輸送機関として欠かすことのできない「さらなる安全性・サービスの向上」に取り組みます。また、吉祥寺・調布・笹塚などの沿線拠点開発をはじめ、賃貸資産の拡充やグループ各社の新規出店、新規事業の展開などによる「沿線の活性化」を推進してまいります。
 これらの施策に取り組むと同時に「コスト構造の転換」と「財務体質の強化」を重視し、この先の経営環境の変化や大規模工事の実施にも耐えうる体制を整えてまいります。
 こうした取り組みにより、着実な利益確保と強固な財務体質を維持し、利益を適切に分配していく株主還元策を実施いたします。そして、来たる2013年度の京王線・路線バス開業100周年を京王グループの次なる時代への新たな出発点と位置づけ、将来にわたり発展・成長する企業を目指してまいります。
 引き続き、環境に配慮した事業活動を推進するなど企業としての社会的責任を果たすとともに、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指して、グループ一丸となって取り組んでまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2010年6月

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