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トップメッセージ

「京王グループ中期5カ年経営計画」の推進に加え、「成長へのチャレンジ」に取り組み「信頼のトップブランド」を目指します。京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

着実な事業活動の展開とローコストオペレーションに取り組み連結四半期純利益は88億円を計上

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 京王グループは、2010年度を初年度とする「京王グループ中期5カ年経営計画」に基づき、公共輸送機関として欠かすことのできない安全性の向上や沿線の活性化を推進するとともに、「コスト構造の転換」と「財務体質の強化」を重視し、各セグメントにおいて着実に事業活動を展開しております。
 当上半期の収益は、昨年の東日本大震災による影響の反動などもあり回復の傾向になりました。調布駅付近連続立体交差事業における地下線への切替えにともなう固定資産除却費の増加などにより、当第2四半期連結累計期間の純利益は88億円となりました。
 なお、当期の中間配当金につきましては、1株につき3円といたしました。中間配当金を含む年間配当金につきましては、連結配当性向30%以上を目標として、引き続き利益の確保に努めてまいります。

京王線調布駅付近が地下線に生まれ変わり、安全性・利便性が大きく向上しました

 企業の業績回復に対する懸念は、欧州債務危機の再燃や円高の進行に加え、電力料金の値上げと不安定な電力供給など、依然として続いております。このような状況においても、「京王グループ中期5カ年経営計画」で掲げた目標達成に向け、各重点施策に積極的に取り組んでまいります。
 公共輸送機関として欠かすことのできない「安全性の向上」では、調布駅付近連続立体交差事業における地下線への切替え工事が8月19日に無事完了いたしました。これにより、踏切による交通渋滞が解消されるとともに、調布駅付近の京王線と相模原線の平面交差が解消され、安全性、利便性が大きく向上し、調布の魅力ある街づくりにも貢献することができます。切替え工事当日は京王線の一部を運休するなど、ご不便をおかけいたしました。皆様のご理解とご協力に感謝を申し上げます。今後は抜本的なダイヤ改定を実施し、さらなる利便性向上を図ってまいります。

「沿線の活性化」を引き続き推進するとともに、事業領域の拡大を目指してまいります

 「沿線の活性化」への取り組みでは、調布、吉祥寺、笹塚など沿線拠点の開発を引き続き推進してまいります。
 さらに、京王グループが今後も発展・成長を続けるため、「成長へのチャレンジ」にも取り組んでおります。京王電鉄では6月に組織の改正を行い、沿線の生活関連サービスの深耕を図るとともに、新興国への進出検討など、新たな成長分野へのチャレンジを実行する体制を整えました。社会構造や時代のニーズの変化を見極め、事業領域の拡大を目指してまいります。

 企業としての社会的責任を果たすために、京王グループの経営理念である「信頼のトップブランド」を目指して、グループ一丸となって取り組んでまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2012年11月

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