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トップメッセージ

「信頼のトップブランド」の確立を目指し、「京王グループ中期5カ年経営計画」の着実な推進と「成長へのチャレンジ」に取り組むとともに、開業100周年を記念し、各施策を実施します。 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 永田正

京王線・路線バス開業100周年を迎えて

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 1913年に当社の前身である京王電気軌道が笹怐`調布間で鉄道を開通し、電車未開通区間の補助機関として新宿〜笹怐A調布〜府中〜国分寺間の乗合自動車(路線バス)の営業を開始してから、この4月をもちまして、開業100周年を迎えました。
 これもひとえに、株主の皆様をはじめ沿線地域や住民の皆様から多大なるご支援を賜った結果であり、長年にわたるご愛顧に心からの感謝と厚く御礼申し上げます。
 これまで100年の感謝と次なる時代への新たなスタートをコンセプトに、京王れーるランドの一新などさまざまな記念事業・イベントを実施しております。

連結当期純利益は147億円を計上 普通配当の増配に加え、記念配当を実施

 当期(2012年度)の京王グループは、2010年度を初年度とする「京王グループ中期5カ年経営計画」に基づき、公共輸送機関として欠かすことのできない安全性の向上や沿線の活性化を推進するとともに、「コスト構造の転換」と「財務体質の強化」を重視し、各セグメントにおいて着実に事業活動を展開してまいりました。東日本大震災による影響の反動増に加え、流通業における新規出店と不動産業での新規物件取得など積極的な事業展開やローコストオペレーションの推進などにより、利益の確保に努めた結果、連結当期純利益は147億円、京王電鉄における当期純利益は97億円となりました。
 なお、当期の期末配当金につきましては、連結配当性向30%以上を目標とする株主還元策に基づき、普通配当4円(前期より1円増配)に、電車・バス開業100周年記念配当1円を加え、1株当たり5円(中間配当金と合わせて年間8円)といたしました。

「さらなる安全性・サービスの向上」、「沿線の活性化」の推進と「成長へのチャレンジ」

 当社を取り巻く経済環境は、円安による輸出環境の改善や景気対策、金融政策の効果などを背景に、持ち直しの動きが見られます。このような状況において、「京王グループ中期5カ年経営計画」で掲げた目標達成に向け、「さらなる安全性・サービスの向上」、「沿線の活性化」、「コスト構造の転換」と「財務体質の強化」を継続して推進するとともに、「成長へのチャレンジ」に取り組んでまいります。
 具体的には公共輸送機関として欠かすことのできない「さらなる安全性の向上」については、引き続きグループの最重要課題として取り組んでまいります。調布駅付近連続立体交差事業は2014年度の事業完了に向けて駅舎本設工事を進めるとともに、笹怦ネ西の鉄道立体化について、事業主体である東京都とともに手続きを進めてまいります。そして、「沿線の活性化」への取り組みでは、吉祥寺、笹塚、調布など沿線拠点の開発を引き続き推進します。さらに、「成長へのチャレンジ」として、リノベーションを中心とした住宅事業の拡充などを図ります。
 企業としての社会的責任を果たすとともに、京王グループの経営理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指して、これからも地域と一体となって発展、成長していけるよう努力してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2013年6月

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