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新たに策定した「京王グループ中期3カ年経営計画」に基づき、2020年代に向けた収益・利益拡大の土台作りを進めます。 京王電鉄株式会社 代表取締役会長兼社長 永田正

前年同期を上回る利益を計上

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当期(2015年度)の京王グループは、中期3カ年経営計画の初年度として、「鉄道事業の安全性・収益力の向上」「沿線拠点の開発」「将来的に成長が見込める事業の拡大」など、成長に向けた土台作りをグループ一丸となって推進しております。
 当上半期は、鉄道事業が堅調に推移しているほか、外国人のお客様の積極的な取り込みを行ったホテル業での増収などにより、純利益は対前年18.9%増の140億円となりました。
 なお、当期の中間配当金につきましては、1株につき4円といたしました。中間配当金を含む年間配当金につきましては、連結配当性向30%を目安としており、引き続き利益の確保に努めます。

将来にわたり発展・成長する企業を目指し沿線の活性化や事業拡大の取組みを推進

 現在の当社を取り巻く経済環境は、雇用・所得環境の改善などにより、緩やかな回復傾向が続いておりますが、将来的には、本格的な人口減少社会の到来が想定されております。一方で、外国人旅行客や、シニア・子育てのニーズが増えてきております。このような状況において、当社グループでは「京王グループ中期3カ年経営計画」で掲げた目標達成に向け、各重点施策を推進しております。
 鉄道事業においては、本年9月に都心方面へのアクセス強化などお客様の利便性向上を目的にダイヤ改正を実施しました。また、京王線(笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業について、事業主体である東京都とともに用地取得および設計業務を鋭意進めております。
 事業の拡大については、ホテル業において本年7月に宿泊特化型ホテルチェーン9店舗目となる「京王プレッソイン赤坂」をオープンしました。また、金沢市において既存ビルをリノベーションしたシェア型複合ホテルを展開するなど、将来的に成長が見込める事業に取り組んでまいります。
 京王線沿線においては、本年10月に高尾山口駅のとなりに日帰り温浴施設を開業したほか、小さい子供のいる女性の就業支援として「京王ママスクエア」を聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターに開設するなど、沿線の活性化に努めました。さらに、調布駅周辺など沿線拠点の開発を引き続き推進してまいります。

 これからも、将来に向けた収益・利益拡大に取り組むとともに、企業としての社会的責任を果たすことで、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2015年11月

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