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トップメッセージ

ごあいさつ 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 紅村康

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
 当期(2017年度)の京王グループは、中期3カ年経営計画(2015〜2017年度)の最終年度として、成長に向けた土台づくりの完遂に向け、「鉄道事業の安全性・収益力の向上」「沿線拠点の活性化・沿線価値向上への取り組み」「将来的に成長が見込める事業の拡大」などの各施策をグループ全体で推進しております。

当第2四半期決算の概要

 当第2四半期は、運輸業や建築・土木業などを中心に売上・利益ともに前年に対して増加したことなどにより、純利益は対前年1.1%増の146億円となりました。
 当期の中間配当金につきましては、1株につき4円50銭といたしました。中間配当金を含む年間配当金につきましては、連結配当性向30%を目安としており、引き続き利益の確保に努めてまいります。

中期3カ年経営計画の取り組み状況

 現在の京王グループを取り巻く経済環境は、企業収益の回復、雇用情勢の改善などにより、全体としては緩やかな回復基調が続いております。また訪日外国人が増加を続け、インバウンド需要も多様化しながら裾野を広げていると捉えております。このような状況において、京王グループでは、以下のような施策に取り組んでおります。

鉄道事業の安全性・収益力の向上

 鉄道事業においては、京王線(笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業を事業主体である東京都とともに引き続き推進していくほか、耐震補強工事やホームドア整備事業なども着実に進めております。また新型車両「5000系」を導入し9月から通常列車として営業運転を開始するなど、来春の座席指定列車の運行開始に向け、準備を進めております。

沿線拠点の活性化・沿線価値向上への取り組み

 当社沿線においては、調布エリアの新たなランドマークとして9月に「トリエ京王調布」を開業したほか、多摩動物公園駅前では、来春の開業を目指して「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」の建設を進めております。今後も、沿線が将来にわたり活力を維持し、幅広い世代の方々にとって暮らしやすく魅力的な街となるよう、「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」づくりを進めてまいります。

事業の拡大

 事業の拡大については、8月に「京王プレッソイン東京駅八重洲」を開業したほか、12月には「京王プレッソイン浜松町」を開業予定です。シェア型複合ホテル「THE SHARE HOTELS」では3号店を函館、4号店を金沢に開業したほか、今後も出店を進めてまいります。また、新ブランドとなる宿泊特化型アッパーミドルホテル「京王プレリアホテル」では、1号店となる京都および2号店となる札幌で建設に着手するなど開業準備を進めております。加えて、中央高速バスで新宿とつながる高山市においてブランド力の強い「高山グリーンホテル」との連携をさらに強め、中央道を中心とするインバウンド戦略を推進してまいります。このように、宿泊に対する多様化するニーズを的確に捉え、成長の機会を掴んでまいります。

 これからも、将来に向けた収益・利益拡大に取り組むとともに、企業としての社会的責任を果たすことで、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2017年11月

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