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ごあいさつ 京王電鉄株式会社 代表取締役社長 紅村康

 平素は、京王グループをご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。

 はじめに、日本各地で発生した豪雨、台風で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 当期(2019年度)の京王グループは、「京王グループ中期3カ年経営計画(2018〜2020年度)」の2年目として、既存事業の収益力強化に取り組むとともに、これまでに進めてきた「成長に向けた土台作り」から成長の芽を育て、収穫し、「成長の実現」を完遂させるため、各施策をグループ全体で推進しております。

当第2四半期決算の概要

 当第2四半期決算については、運輸業、流通業およびその他業において増収となり、営業収益は対前年0.1%増の2,178億円、純利益は対前年5.2%増の159億円となりました。

 当期の中間配当金につきましては、1株につき25円といたしました。中間配当金を含む年間配当金につきましては、連結配当性向30%を目安としており、引き続き利益の確保に努めてまいります。

中期3カ年経営計画の取り組み状況

 現在、京王グループでは、以下のような施策に取り組んでおります。

1 既存事業の収益力強化

 鉄道事業では、京王線(笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業について、新たに高架化する7駅の外観デザインを決定したほか、事業主体である東京都とともに、用地取得や高架橋の基礎杭工事などを進めております。またホームドアや転落防止固定柵の新設、踏切の障害物検知装置の増強など、各種安全対策についても、着実に推進しております。今後も、「『安全』は最大の使命であり、最高のサービスである」ことを常に意識し、さらなる安全性の向上を目指して日々努力してまいります。
 座席指定列車「京王ライナー」は、2019年2月より、朝間時間帯に京王八王子・橋本発新宿行の運行を開始し、平日はほぼ満席となるなど、大変ご好評をいただいております。また、8月には「京王ライナー」のご利用者数200万人を達成しました。今後も、お客様のニーズに対応したサービスを提供してまいります。
 当社沿線では、「キラリナ京王吉祥寺」において開業5周年を迎え、より幅広い年代と多様なライフスタイルを持つお客様にご利用いただけるようグランドリニューアルオープンするなど、競争力の強化をはかっております。

2 成長分野の収益基盤化

 ホテル事業では、多様な宿泊ニーズに応えるホテルメニューの拡充に向けて、2019年5月に「京王プレリアホテル 札幌」を開業したほか、同年5月にTHE SHARE HOTELSの6号店「TSUGU(ツグ) 京都三条」、9月に7号店「KIRO(キロ) 広島」を開業し、2020年春には、東京都墨田区に8号店の開業を予定しております。
 加えて、中央高速バスで新宿とつながる高山市においてブランド力の強い「高山グリーンホテル」との連携を進め、客室・レストラン・宴会場を備えた新館「桜凛閣(おうりんかく)」を2020年4月に開業する予定です。

 以上の施策を通じ、将来に向けた収益・利益拡大に取り組むとともに、企業としての社会的責任を果たすことで、京王グループの企業理念である「信頼のトップブランド」の確立を目指してまいりますので、皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2019年11月

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