INTERVIEW

これからの
まちづくりを
橋本エリアで
実現していく。
中田 遥香
Nakata Haruka
開発事業本部 橋本プロジェクトチーム
2018年入社/総合人間科学部卒
Career Step
2019年 IT管理部 グループIT担当
2020年 開発事業本部 橋本プロジェクトチーム
※内容は取材当時のものです
京王電鉄に入社を決めた理由を教えてください。
学生時代、子育て支援サークルの活動に取り組んでいました。地域で子どもがいろいろな大人に関わりながら育っていく姿を見て、子どもも、大人も、おじいちゃんおばあちゃんもいろんな人が関わりを持てる、そんな地域をつくれたら素敵だなと思い、まちづくりに関心を持ちました。まちづくりができる会社の中でも、特に鉄道会社は沿線から逃れられないからこそ、その地域にきちんと向き合うことができるのではないか、また地域に対して長いスパンで関わることができるのではという想いから、鉄道会社を志望しました。京王線ユーザーに「なんとなく京王線が好き」という人が多いこと、また小学校の頃から利用していた京王線のために働けるのなら!と思い、最終的にこの会社を志望しました。

チーム名でもある「橋本プロジェクト」とはどのような取り組みですか?
リニア中央新幹線の「神奈川県駅(仮称)」設置に伴い、橋本駅前地区の周辺整備が予定されています。この地区のまちづくりをきっかけとして、周辺整備の動向や新しい生活様式への対応など、様々な視点から京王電鉄として何ができそうか、総合的な検討を進めています。人口減少時代において沿線人口も減っている中で、これから生まれ変わる橋本エリアに関係人口を増やしていくこと。これが大きな目標です。
京王電鉄単体でなく、エリアを巻き込んだ取り組みですね。
ええ。目標を達成するためには、当社単体でまちを行うのではなく、様々な関係者や地域のプレイヤーとともに行っていくことが不可欠です。長いスパンで考える橋本エリアのまちづくりは関係者も多く、それぞれの立場も異なりますが、まちづくりを一緒に行う“仲間”として行動していくことが重要だと感じています。同じ目線に立って、橋本の未来のために話し合える信頼関係を構築できるように心がけています。橋本エリアは、注目を集めている街であり、この先大きく発展していくことが期待されています。これからのまちづくりには、関わる人みんなが手を取り合いながら仲間を増やし、地域の特徴を活かした魅力や新しい可能性を模索していくことが欠かせないと感じています。
具体的な取り組みは始まっていますか?
はい。相模原市の特徴の一つである❝ロボット産業❞に着目し、地域の商業施設であるアリオ橋本と組んで「ロボット大集合! in アリオ橋本」というイベントを、2年連続で開催しました。このイベントは、行政や地域の企業とともに、これから街に関わると思われる企業や学生さんを巻き込み、まちづくりへの期待を高めていこうという試みです。そして、橋本エリアでしかできないまちづくりの小さな始まりだと捉えています。このようにソフトの面からも地域との連携を深めながら、より地域の人と同じ目線に立って、街の未来を考えていきたいと思っています。

まちづくりを進める中で印象的なことを教えてください。
まちづくりの仕事に携わっていると、地元の方と意見交換をさせていただく機会が多くあります。地元で事業を起こしている方、お店を経営している方、住民の方などから様々なお話を伺うと、街に対する熱い想いに触れることができます。そのたびに地元の方々の想いや期待を、まちづくりにどのようにつなげていくかという、大きな課題をいただいたような気になります。


中田さんが将来実現したい「街」はどのような街ですか?
現在は橋本エリアを魅力ある街にするために一生懸命ですが、将来的には沿線の様々な駅や、駅から広がるまちづくりに関わりたいと思っています。駅を一つの起点として人々の活動が生まれ育つようになり、人々の想いを叶える場や活動拠点が広がっていくような街を実現するのが私の目標です。そうして人と人との関わりや温もりを感じられる街を沿線に増やし、そこで育まれる“幸せな家族”を増やしていくことができればと考えています。
One Day Schedule
ある1日のスケジュール
- 9:00
出社
メールや電話のチェック。
- 11:00
関係者との打ち合わせ
イベントに向けた現地打合せ、イベント会社等との確認。
- 13:00
同僚とランチ
- 15:00
担当と打ち合わせ
課題事項について洗い出し、今後の進め方を担当内で相談する。ある程度まとまったら上長へ報告。
- 17:00
関係部署への相談
社内のとある部署へのお願いごとに関する相談。
- 18:00
帰宅
Off Style
オフの過ごし方

最近は餃子屋巡りにはまっています。最近は飯田橋の「おけ以」(※写真)や「亀戸餃子」に行きました。幡ヶ谷の您好(ニイハオ)もオススメです。またフィギュアスケート鑑賞も好きで、最近は試合があると地方のスケートリンクに応援に行き、会場の臨場感と選手の緊張感を味わいながら観戦しています。フィギュアスケートはいつ見ても、選手の数カ月の練習やこれまでの想いがわずか数分間の演技に込められていて、熱くなり感動してしまいます。