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戦後復興・発展期

2500型(1949〜1960)

2500型(1949〜1960)

 戦災で車体が焼失したため、車両メーカーで車体を新造した車両です。なお、この2500型をはじめとする13メートル級車両は、1959年から61年にかけて、63年に実施された京王線昇圧に向けて、電装解除・中間車化(付随車化)の上形式変更され、2000系や2010系カルダン車に挟まれて使用されました。最後に残った車両は1969年まで活躍しました。

2600系(1950〜1977)

2600系(1950〜1977)

 軌道線車両から脱皮した本格的郊外電車タイプで、これまでの車体長13メートルから16メートルと大型化し、昇圧に備えた1500ボルト対応の仕様でした。また、京王線では最初に自動加速の制御方式を採り入れました。その後、車両全周に雨樋の設置、窓のアルミサッシ化、前照灯の2灯化などの改良がなされました。

1760型(1950〜1969)

1760型(1950〜1969)

 京王帝都電鉄となって初の井の頭線新造車で、1950年に登場しました。外観は1710型と同様のスタイルとなってます。のちに電装を解除されクハまたはサハに形式変更され、1984年まで活躍しました。

1710型(1946〜1972)

1710型(1946〜1972)

 この車両ももともと京浜線(今の京浜急行電鉄)向けの新造車でしたが、井の頭線に入線し、同線の復興に寄与しました。1965年に京王線に転用され、6000系が投入された1972年に廃車となりました。

1800型(1952〜1983)

1800型(1952〜1983)

 1952年に井の頭線に登場した車両で、最初の3両は戦災応急復旧車の更新車で、残りの車両はモーターや台車などに国鉄標準部品を装備していました。最初の3両は、高尾線が開業した1967年に京王線に転用され、1974年まで活躍しました。なお、井の頭線に残った車両も1983年に全車廃車となりました。

1900型(1953〜1984)

1900型(1953〜1984)

 1953年に登場した井の頭線車両。同時期に京王線に入線した2700系と同様、前面形状に「湘南型」を採り入れたため、1800型に比べ洗練されたスタイルとなっています。3000系車両の増備により、1984年に姿を消しました。

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