環境マネジメント
環境基本方針
京王グループ環境基本方針
私たちは、「環境にやさしく」というグループ理念に基づきステークホルダーの皆様のくらしを支える事業を通じて、未来社会に豊かな環境を引き継ぐために、環境に配慮した活動を行います。
- 気候変動の緩和のために、温室効果ガスの排出量削減やエネルギーの効率利用に努め、気象災害に適応したインフラを構築します。
- 効率的な資源の利用、廃棄物の削減、リサイクルに取り組み、資源循環を推進します。
- 汚染の予防をはじめとする、環境に関する法令、条例、協定などを遵守します。
- 当社グループが事業を展開している地域社会との調和のために、騒音、振動の抑制に継続的に取り組み、くらしの豊かさをもたらす生物多様性の保全に努めます。
- 地域コミュニティや社会の環境活動への参加を通じて、良好な環境づくりを推進します。
- 従業員一人ひとりの環境意識向上を図るため、教育・啓発活動を行います。
- これらの環境活動を推進するため、鉄道をはじめとするすべてのグループ会社の事業活動において環境マネジメントシステムを構築し、継続的改善に取り組みます。
(2023年5月12日 取締役会で改定)
環境方針概念図
生物多様性行動指針
私たちは、生活に身近な事業を展開していくなかで、自然の恩恵を継続的に享受していることを認識し、持続可能な利用や自然と共生する社会の実現に向け、生物多様性に配慮した事業活動を行います。
- 事業活動がおよぼす環境への影響把握
- 事業活動と生物多様性とのかかわり(恵みと影響)を把握するように努め、取り組みの必要性に対する認識を高めます。
- 自然環境の確保と保全
- 事業活動における自然環境への影響の回避または低減に取り組むとともに、緑化を推進し、地域の豊かな自然環境の確保と保全に努めます。
- 資源循環の推進
- 資源の利用が生物多様性におよぼす影響を低減するために、グリーン購入など環境に配慮した調達や3R活動(リデュース・リユース・リサイクル)を推進し、環境負荷低減に努めます。
- ステークホルダーと連携した生物多様性の保全
- 従業員をはじめ、取引先企業、お客様など多くのステークホルダーと連携し、情報の発信と収集を行いながら生物多様性の保全に努めます。
環境マネジメント推進体制
独自の環境マネジメントシステム(EMS)の構築・推進や、内部監査、サステナビリティ推進担当者連絡会等を通じた従業員への環境教育を実施することで、グループ内における環境意識向上を図るとともに、環境目標の達成に向けて取り組みを推進しています。
長期環境目標の達成に向けて
京王グループでは、グループ理念に基づき、ステークホルダーの皆様のくらしを支える事業を通じて、未来社会に豊かな環境を引き継ぐために、環境に配慮した活動を行っています。中でも、気候変動の緩和のために、省エネ施策の実施など環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。
2023年6月に従来の環境目標を更新し、当社グループのCO₂排出量の削減目標として、2050年度実質ゼロを掲げ、中間地点となる2030年度の目標を設定いたしました。京王グループの主力事業である鉄道は、他の輸送機関と比べて環境負荷が少ないという特性を活かし、今後も多くのお客さまにご利用いただくことで、CO₂排出量削減に貢献していきます。
項目 | 基準年度 | 基準年度排出量 | 2030年度削減目標率 | 2050年度削減目標率 |
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連結CO₂排出量 | 2019年度 | 323,296t-CO₂ | △30% | 実質ゼロ |
鉄道事業CO₂排出量 | 2013年度 | 155,641t-CO₂ | △46% | 実質ゼロ |
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連結CO₂排出量
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鉄道事業CO₂排出量
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