バリアフリー化の取り組み

バリアフリー化

あらゆるお客さまが安全・安心・快適にご利用いただけるよう、ユニバーサルなサービスを提供してまいります。
エレベーターなど主要な設備の整備については、国や地方自治体の助成制度を活用しているものもあります。

駅の設備

車いすご利用のお客さまにも安心してご乗車いただけるよう様々な設備を設置しています。

駅のバリアフリー設備(音声音響案内、エスカレーター、エレベーター、バリアフリートイレ、自動券売機の蹴込み、触知案内図、誘導・警告ブロック、幅広自動改札機(900mm以上)(550mm以上))
  • バリアフリートイレ
    車いすをご利用のお客さまや小さなお子さま連れのお客さまにも安心してご利用いただけるほか、オストメイト対応の水洗器具を整備したバリアフリートイレを68駅に設置しています。
  • エレベーター・スロープ
    全駅の出入り口から各ホームまでの段差がなく移動ができるよう、エレベーターやスロープを設置しています。エレベーターは66駅に設置しています。
  • 幅広自動改札機
    車いすご利用のお客さまや大きな荷物をお持ちのお客さまなどにご利用いただけるよう、通路幅を広くした自動改札機を68駅に設置しています。

目や耳の不自由なお客さまにも安心してご乗車いただけるよう様々な設備を設置しています。

  • 触知案内図・点字による案内
    凹凸・点字・ピクトグラム(案内用図記号)を用いた触知案内図を全駅に設置しています。
  • 音声音響案内・筆談器
    駅施設の配置など音声または音響でお知らせする設備や、耳の不自由なお客さまにスムーズなご案内が出来るよう、筆談器などを全駅に設置しています。
  • 階段の明度差
    階段の段差を視覚的に認識しやすいよう、全駅の階段踏面の端部に明度差をつけています。

車両の設備

すべてのお客さまに安心してご乗車いただけるよう様々な設備を設置しています

車両のバリアフリー設備(開閉予告表示灯、点字シール、車内案内表示器、車内非常通報器、おもいやりぞーん、車いすスペース・ベビーカースペース)
  • 車いす・ベビーカースペース
    車いす・ベビーカースペースを全編成に設置しています。また、既存車両のリニューアルにあわせ、順次増設を進めています。
  • 車内点字シール・ドア付近明度差
    目の不自由なお客さまが、ご乗車になっている車両の号車・ドア位置がわかるよう、点字シールを貼付しているほか、視覚的に認識しやすいよう明度差をつけています。
  • 車内案内表示器
    次の停車駅などを文字でお知らせする車内案内表示器(LEDまたは液晶画面)と、ドアの開閉を音で知らせるドアチャイムを全車両に設置しています。

その他の駅や車両の設備

  • 自動券売機の蹴込み
    車いすをご利用のお客さまに配慮し、つま先部分の蹴込みを設けた自動券売機を設置しています。
  • 誘導・警告ブロック
    目の不自由なお客さまを誘導・注意喚起するブロックを全駅に設置しています。
  • 車両とホームの段差縮小
    電車の乗り降りをしやすくするために、一部の駅ではホームのかさ上げを行い、車両とホームの段差を縮小しています。また、車両とホームの間に渡す車いす用スロープ板を全駅に備えています。
    プラットホームと車両の段差・隙間の状況及び対策実施個所
  • 電光表示・放送による列車接近案内
    列車が駅に接近していることをホームの行先案内盤および放送でお知らせしています。
  • 開閉予告表示灯
    車両のドアが開閉することを光の点滅でお知らせする開閉予告表示灯を、京王線・井の頭線の一部車両の各ドア上部に設置しています。
  • 車内非常通報器
    電車内で緊急事態が発生した際に、ボタンを押すことで乗務員に通報できる車内非常通報器を全車両に設置しています。また、一部の車両では乗務員と通話できる機能も備えています。

移動等円滑化取組計画書・報告書

「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」第9条の4および5に基づく計画・報告については、以下の通りです。

東京都「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」に基づく整備計画

東京都が策定した「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」に基づく、都内のバリアフリーに関する整備計画については、以下の通りです。

今後のバリアフリー設備の整備計画について