運輸安全マネジメントの推進
2006年に鉄道事業法が改正・施行され、法の目的に「輸送の安全確保」が追加されるとともに、鉄道事業者に対して「安全管理体制の確立」が義務付けられました。これを受け、当社では、安全を確保するための事業の運営方針、管理体制や方法などを定めた「安全管理規程」を制定するとともに、「運輸安全マネジメント」を所管する組織を新設するなど、安全管理体制の強化を図りました。
さらに2010年10月には、鉄道事業部門における内部統制の強化、迅速かつ組織的な異常時対応の遂行、安全を基軸とした研修・教育を行う安全推進部を新設しました。
鉄道事業にとって「安全は最大の使命であり、最高のサービスである」との基本方針のもと「輸送の安全に関する方針等の計画、実行、評価、改善」というPDCAサイクルを機能させ、経営トップから現場までが一丸となり、輸送の安全を向上させるための取り組みを継続する「運輸安全マネジメント」を推進しています。