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教育訓練

鉄道従事員への教育

 当社では、鉄道従事員として、自らの知識・技能の習得に努め、安全・安心・快適な鉄道であるための使命を果たせる人財を育成するため、部署・職位別の教育訓練を行っています。

鉄道教習所

 鉄道教習所は、国土交通大臣指定の動力車操縦者の養成所として運転士に必要な知識・技能の教育を行っています。

●安全啓発室

事例を用いた教育

事例を用いた教育

 当社および他社における過去の事故やインシデントについて、デジタルサイネージを活用し、当時の資料や映像を通して事故の経緯や原因などを学習しています。

●駅業務訓練室

 実際の駅で使用している自動券売機や自動改札機などを再現し、業務知識の習得や接遇向上訓練を行っています。

●ホーム訓練室

ホーム訓練室

 実際のホームを再現し、列車非常停止ボタンや転落検知装置などの機器を設置しています。これらの機器を実際に動作させて、異常時における迅速かつ的確な対応ができるよう訓練を行っています。

●運転シミュレーター

訓練の様子(上:運転士)
訓練の様子(下:車掌)

訓練の様子
(上:運転士、下:車掌)

 コンピュータ・グラフィックス映像を活用した運転士訓練機能および車掌訓練機能があります。昼夜、降雨・降雪などさまざまな条件が設定でき、乗務員の教育や異常時対応訓練などを行っています。

運転士の養成

入所から免許交付までの流れ

 運転士になるためには、駅係員、車掌を経験し、鉄道教習所で学科講習と技能講習を合わせて約8カ月間受講し、試験に合格する必要があります。運転士になった後も3年間のフォロー教育および監督者による定期的な添乗指導などを行い、知識・技能の維持・向上を図っています。

乗務員の資質管理

 列車の乗務に際し、監督者は乗務員の当日の業務内容を指示するだけでなく、アルコールチェックも含め、心身状態を確認しています。また、乗務員は1年に2回の健康診断の他、継続的に適性検査を実施しています。

総合事故復旧訓練

総合事故復旧訓練

 あらゆる災害や鉄道事故の発生を想定し、鉄道事業部門をはじめ、開発事業部門なども参加して訓練を実施しています。実際の車両を使った事故復旧訓練や、情報・連絡体制の確認、お客様の避難誘導訓練などを行っています。また、視覚障害をお持ちの方に訓練に参加して頂き、介助が必要なお客さまの避難誘導訓練も合わせて実施しています。

車両疎開訓練

 豪雨や台風などで河川が氾濫した際、浸水から車両を守り、資産を保全する目的で、高幡不動と富士見ヶ丘の車両基地を対象に、車両疎開計画を策定しており、その計画をもとに車両疎開訓練を実施しています。

教育訓練

教育訓練

 各現業職場においても定期的に教育訓練を実施しています。駅係員は転てつ器が故障した場合の対応訓練、乗務員は踏切事故を想定した訓練などを実施しています。また、保線や電気、車両などの技術系職場では、レールの折損や架線の断線、列車の脱線などの復旧訓練のほか、テロ対策訓練、暴漢対処訓練も実施しています。

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