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運転保安の向上

自然災害対策

自然災害対策

 自然災害に早期に対応するため、沿線に地震計・風速計・雨量計・水位計を設置しています。それぞれの計器で観測されたデータは運輸指令所をはじめとする各鉄道現業事務所において、24時間体制で監視しています。

地震対策

鋼板巻きによる高架橋柱耐震補強

鋼板巻きによる高架橋柱耐震補強

耐震補強工事を進めている京王線多摩川橋梁

耐震補強工事を進めている京王線多摩川橋梁

 沿線11ヵ所に地震計を設置しています。地震計が一定以上の震度を感知すると、列車無線を通じて全列車に警報を送るとともに、ATC(自動列車制御装置)により列車を停止させます。
 さらに、気象庁の「緊急地震速報」を活用し、震度4以上の地震発生が想定される場合、自動的に全列車に無線による警報を送り、乗務員が列車を安全な場所に停止させます。
 また、1995(平7)年に発生した阪神・淡路大震災の翌1996(平8)年度までに緊急耐震補強を完了していますが、新たな耐震基準に見合う構造物とするため、引き続き高架橋柱をはじめ、トンネルや盛土区間を対象とした耐震補強を実施しています。

風対策

 沿線17ヵ所に風速計を設置しています。瞬間風速が20m/s以上を観測した場合は速度規制を行い、瞬間風速が25m/s以上を観測した場合は列車の運転を中止するなどの措置を行います。

雷対策

 線路内の電気設備への落雷を防止する対策として、き電線より一段高いところに避雷針の役割を果たす「架空地線」と呼ばれる防護線の設置が完了したほか、電子機器の耐雷性強化を行っています。

雪対策

シングルアームパンタグラフ

シングルアームパンタグラフ

 パンタグラフは従来のひし形のものより着雪面の少ないシングルアームパンタグラフを採用しています。また、分岐器(ポイント)に電気融雪器を設置しているほか、車両基地などのトロリ線には着雪・着氷を防ぐためにヒーターを内蔵した電線を使用しています。

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