子どもから大人まで1日中楽しめる科学館

子どもたちにもっと科学に興味を持ってほしいと、平成元年に開館した科学館。

目玉のプラネタリウムでは、ドームスクリーン一杯に美しい星空と迫力ある映像を投影。未就学児向けから大人向けまで、様々な年代に対応する番組を投影しています。また幼稚園児、保育園児向け、小学生・中学生向け番組も投影。第二、第四土曜日には全編生解説の番組を投影していて、大人の方に好評です。

１階には、小さな子どもでも楽しめる体験型の展示「遊びカガク」があります。2階は宇宙がコンセプトで、国際宇宙ステーション（1/10模型）や、「宇宙飛行士ミッションに挑戦」小惑星探査機はやぶさのシミュレーターなどを設置。他にも八王子に関するコーナーを設け、江戸時代に八王子に落ちた隕石の解説や市内浅川から発掘された230万年前のハチオウジゾウの化石(レプリカ)などを展示しています。

ハンドルを回して頭上のプロペラを回す「くるくるコプター」、回転する地球の上で実験を行う「まわる広場」、ガラスのボールに手を触れると光が集まってくる「ミラクルボール」などを一つひとつ体験していると、普段の生活にも科学の原理を使ったものが多くあることに気づいて、大人も科学の面白さを再認識すること間違いなしです。
そしてもう一つの目玉は工作教室や実験ショー。身の回りにある素材を利用したものづくりが人気です。自由研究の題材になるものも多いので、特に夏休みにはたくさんの小学生が訪れます。