京王では、東京都及び地元区とともに、京王電鉄京王線の笹塚駅から仙川駅間付近にかけて、道路と鉄道との連続立体交差事業を行っています。
この事業は、京王線の笹塚駅〜仙川駅間約7.2kmの区間を高架化することにより、25箇所の踏切を除却するとともに7箇所の都市計画道路を立体化し、あわせて側道を整備するものです。
また、これにより代田橋駅・明大前駅(京王線)・下高井戸駅・桜上水駅・上北沢駅・芦花公園駅・千歳烏山駅は高架駅となります。
連続立体交差事業は「東京都が事業主体」となり、「道路の整備」の一環として施行する都市計画事業です。
1.事業区間 | 京王線:笹塚駅〜仙川駅間 |
2.延長 | 約7.2km |
3.事業着手 | 2013年度 |
4.構造形式 | 高架式(嵩上<かさあげ>式)、掘割式 |
5.駅施設 | 代田橋駅、明大前駅、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅 八幡山駅、芦花公園駅、千歳烏山駅 (1)ホーム延長:各210m (2)ホーム幅員:約2m〜10m |
幅員 | 6m〜19m |
路線数 | 15本 |
幅員 | 4m〜9.5m |
路線数 | 10本 |
本事業の土木工事では、全体の工事区間を8つに分割し、笹塚駅側の地上への取付部と代田橋駅付近を第1工区、明大前駅付近を第2工区、下高井戸駅付近を第3工区、桜上水駅付近を第4工区、上北沢駅付近を第5工区、芦花公園駅付近を第6工区、千歳烏山駅付近を第7工区、仙川駅側の地上への取付部を第8工区としております。
第1工区 | 大林・京王JV |
第2工区 | 大成・竹中土木JV |
第3工区 | 清水・三井住友JV |
第4工区 | 鹿島・京王・東亜JV |
第5工区 | 鴻池・竹中土木JV |
第6工区 | 東急・京王・鉄建JV |
第7工区 | 安藤・間・淺沼JV |
第8工区 | 戸田・錢高JV |
2018年10月より、用地が連担して取得できている笹怏w側への取付部と代田橋駅付近の第1工区、明大前駅付近の第2工区、芦花公園駅付近の第6工区、仙川駅側への取付部の第8工区、2021年4月より、下高井戸駅付近の第3工区、桜上水駅付近の第4工区の鉄道工事に着手しております。また、2022年10月より千歳烏山駅付近の第7工区にて鉄道工事に着手いたします。
2022/12/14 第4工区の工事説明会資料(14〜17ページ)にて、工事期間中の桜上水駅の仮南口の位置を示しておりますが、駅利用者の利便性や工事への影響等を再検討した結果、仮南口の位置を変更することとなりました。詳細につきましては、改めて当ホームページ等でお知らせいたします。