第4部 鉄道会社としての新たな役割 2002〜

第1章 歴史の中で脈々と継承される京王の精神「進取の気性」

幅広い世代が住みやすい街へ豊かな暮らしづくり

2012年に調布駅付近地下化切り替えを実施し、鉄道により分断されていた市街地の一体化を図りました。その調布の新たなランドマークとして2017年には「トリエ京王調布」が誕生しました。また2000年代から、多世代が交流・躍動する「まち」を目指し、グループ会社(京王子育てサポート、京王ウェルシィステージ、京王フェアウェルサポートなど)を設立し、生活支援サービスを拡充するなど、時代の変化に対応した暮らし方を提案してきました。

  • 調布駅付近地下化切替工事
  • スマイラス聖蹟桜ヶ丘 (サービス付き高齢者住宅)

企業価値向上と、持続可能な社会の実現

2022年3月、下北沢駅の高架下施設「ミカン下北」が開業しました。多様な人々がジャンルを超えて交ざり合う場を創出します。さらに、スタートアップ企業をはじめとした外部企業との共創によるオープンイノベーションの実現を目指す「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」を開始しました。次の時代につながる移動需要の創出や沿線力の向上を実現していきます。

  • ミカン下北
  • 京王オープンイノベーションプログラム