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京王電鉄50年史

第1部 戦後復興から事業の多角化へ(1948〜1969)

第2章 都市型私鉄への事業拡大

4 不動産業が大きな柱に

桜ヶ丘住宅地の造成

桜ヶ丘住宅地の造成

 当社の宅地開発の歴史でまず挙げられるのが、不動産部門の長期5ヵ年計画の軸となった桜ヶ丘住宅地の造成・販売事業です。この開発については、当社が開発の殆どを自らの手で行ったのが特徴で、ここで培った住宅地造成のノウハウがのちの開発に活かされました。1960(昭35)年に工事がスタートし、2年後の62年4月に第1期分譲を始め、71年までに約1,300区画の販売を完了しました。

 この事業の成功は、不動産部門の事業目的達成であると同時に、当社の全事業計画の推進を支えた大きな柱ともなりました。

 また、高尾線が開通した1967年10月、同時にめじろ台住宅地の第1期分譲を開始しました。売り出しの573区画はあっという間に売り切れてしまい、続いて70年までに第2期〜第5期までの販売を行いましたが、いずれも即日完売と大好評でした。

 一方、1968年6月、京王富士スバル高原別荘地の開発に着手、リゾート開発にも進出しました。

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