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京王電鉄50年史

第2部 京王圏の拡大と圏外への進出(1969〜1986)

第1章 伸びゆく路線と安全対策

2 相模原線の進展

 1966(昭41)年10月、多摩ニュータウンを縦貫する相模原線の建設が始まりました。多摩ニュータウンは、東西14キロ・南北2〜4キロの細長い形状で、八王子・町田・多摩・稲城の4市にまたがる南多摩丘陵一帯に位置し、計画人口は30万人、1965年12月に都市計画決定され、翌66年から開発に着手しました。

京王多摩センター行き祝賀列車

京王多摩センター行き祝賀列車
(京王よみうりランド駅) 1974(昭49)年

 建設工事は、第1期区間として京王多摩川〜稲城中央(現稲城)間から始まり、1971年4月に京王多摩川〜京王よみうりランド間が開通しました。

 さらに第2期区間の工事も進捗し、1974年10月に京王よみうりランド〜京王多摩センター間が開通し、多摩ニュータウンへの乗り入れが実現しました。この時、快速が新宿〜京王多摩センター間で運転を開始し、利便性は格段に向上しました。

 1983年3月には、多摩ニュータウン西部地区にも入居が始まり、相模原線についても、82年12月に京王多摩センター〜橋本間の建設に着手しました。

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