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京王電鉄50年史

第3部 企業体質の抜本的改善とグループの再編成(1986〜1998)

第1章 凝集力を高めて強固な企業体質へ

 1986(昭60)年のG5プラザ会議で円高推進が合意されると、わが国は経済大国への道を駆け上がり、円高時代を迎えました。この時、土地は天井知らずに高騰し、「土地転がし」「地上げ」といった言葉も生まれました。
 しかし、1990(平2)年の円・株・債券のトリプル安をきっかけに低成長時代に突入し、バブル経済が崩壊しました。

  1. グループの体質強化
  2. リフレッシング京王の展開

第2章 首都圏の大動脈へ

 鉄道事業においては、輸送力の増強と合わせて安全性・快適性・正確性のさらなる向上が図られました。

  1. 連続立体交差事業の推進
  2. 相模原線の全通
  3. 特定都市鉄道整備事業の推進

第3章 バス事業の生き残りをかけて

 路線バス事業は、交通渋滞による定時性の低下や・運賃値上げによるお客様の逸走と、人件費等経費の増加による収支の悪化に苦しんでいました。この収支改善のため、新たな需要喚起による収入増と、より一層の効率化による経費節減に取り組みました。

  1. 乗りやすいバスづくり
  2. 高速バス路線の拡充
  3. バス事業の構造改革

第4章 社有地の有効活用

 1985(昭60)年以降、賃貸業を全社事業の収益の柱とするため、社有地の賃貸資産への置き換えを急速に進めました。

  1. バブル経済下の開発事業
  2. 平成の大型プロジェクト

第5章 地域に愛される企業に

 1913(大2)年、笹塚〜調布間開通に端を発した京王線は、1998(平10)年に開業85周年を迎えました。この間、関東大震災・戦災などで一時的に運行を休止したほかは、雨・風はもちろん、雪の日にも安全・正確な運行に努めてきました。
 時代に流されず、鉄道会社としての本業を全うしてきた企業姿勢が、地域の皆様に愛され信頼される原点と考えています。

  1. 安全で信頼できる企業
  2. 愛される京王へ

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