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京王電鉄50年史

第3部  企業体質の抜本的改善とグループの再編成(1986〜1998)

第1章 凝集力を高めて強固な企業体質へ

1 グループの体質強化

竣工直前の新本社ビル

竣工直前の新本社ビル

 1986(昭61)年以降、好景気を背景に京王グループの企業体質強化、特に財務体質の強化に取り組みました。

 まず、グループの凝集力を高めることを目的に、1987年1月に、グループ会社の役員に定年制を施行し若返りを図ったほか、同年7月には当社においても役員定年制に踏み切りました。次に、グループ会社間で同種の事業に複数の企業が参入・競合するといった無駄をなくすため業種の再編を実施しました。

 また、財務体質の改善対策で最大の懸案事項となっていた、固定資産の償却方式の変更(定額法から定率法に)を、1987〜90年にかけて実施し、将来の負担を軽減させました。さらに、1985年には、金利の安い海外からの資金調達を目的に、当社初の外債を発行しました。

 なお、1988年3月に、聖蹟桜ヶ丘に新本社ビルが竣工し、新宿3丁目から移転しています。


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