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京王電鉄50年史

第3部  企業体質の抜本的改善とグループの再編成(1986〜1998)

第2章 首都圏の大動脈へ

2 相模原線の全通

相模原線が全通し、神奈川県北部と都心が直結されました

相模原線が全通し、神奈川県北部と都心が直結されました

 相模原線京王多摩センター〜橋本間の延伸工事は、1982(昭57)年12月に着手し、一気に開業を目指しました。しかし、橋本付近で用地取得が難航し、開業は遅れを余儀なくされました。ところが、入居が進む多摩ニュータウン西部では、その足の確保は急務となっていました。そこで、1988年5月に工事が進んでいた京王多摩センター〜南大沢間を暫定開業し、同時に周辺のバス路線も再編・整備しました。

 これに遅れること1年10ヶ月の1990年3月に、南大沢〜橋本間が開業し、相模原線(調布〜橋本間22.6キロ)が全通しました。これにより橋本は、JR横浜線と相模線のジャンクションから都心への玄関口として発展し始めることになります。

 また、1991年9月には、橋本〜本八幡間に快速が直通運転を開始し、都営新宿線を介して神奈川県北部と千葉県とを結ぶ大動脈となっています。なお、同年4月に、南大沢〜橋本間に多摩境駅が開業しています。

 そして、1992年5月に、新宿〜橋本間38.1キロを36分で結ぶ特急が誕生しました。これは相模原線が京王線と並ぶ幹線と位置づけられる存在に成長したことを象徴する出来事でした。

1992(平4)年に登場した8000系は、その年Gマーク商品に選定されました。

1992(平4)年に登場した8000系は、その年Gマーク商品に選定されました。

 一方では、相模原線特急運転開始直前の1992年3月に、新型8000系車両が入線しました。コーポレートカラーの京王ブルーと京王レッドの帯が施され、京王の新しいイメージをPRしました。また当社初のVVVF制御装置を搭載、急行系列車を中心に運行を開始しました。ちなみにこの車両は、同年の通商産業省グッドデザイン商品に選定されました。この車両の増備により、1992年12月に全車両が冷房化された一方で、96年11月には当社のイメージアップに貢献してきた5000系車両が営業運転を終了しています。

  このほか、ホーム上に冷暖房完備の待合室が順次設置されているほか、自動改札化も橋本駅を皮切りに順次進められました。

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