キャリア支援

社員教育・研修について

若手社員から中堅社員には、自分の強み・弱みを自己認識し、自身のキャリアを考える研修や、財務・法務・マーケティングなど、実務能力向上のための研修を実施しています。管理職層には、京王グループ全体の発展を視野に入れ、次世代のグループ経営者層へとレベルアップを図る研修を行っています。また、鉄道事業部門では、「鉄道従事員として自らの知識・技能の習得に努め、安全・安心・快適な鉄道であるための使命を果たせる人財を育成する」との方針のもと、乗務員養成教育の他、業務に直接必要となる知識・技能を習得するための教育・訓練を実施しています。さらに、現業職場の管理職層のマネジメント力向上と本社・現業職場間の連携強化を目的としたマネジメント研修なども行っています。その他、通信教育や公募型研修などの自己啓発支援にも積極的に取り組んでいます。また上記の達成に向けて指標を設定しモニタリングしていくことで継続的な取り組みを実施していきます。

研修体系図

モニタリング指標
モニタリング指標(単体) 【参考】2022年度の状況
安全・安心に関する教育・訓練 34.8時間/人
経営戦略実現に必要な専門人財の育成研修 19.3時間/人

社員のキャリア支援について

様々な社員が自律し、長期にわたって活躍できるように、社員のキャリア支援に取り組んでいます。「キャリア観醸成」と「キャリア実現」のフェーズに分けて各種施策を実施しています。

研修体系図

キャリア観醸成
施策名 概要
メンター制度 若⼿社員と実務経験のある先輩社員がグループになって、キャリアや仕事の話、 悩みなどを相談できる場を設けています。
キャリア面談・キャリアデザインシート 社員の自律性を高めることを目的とし、社員が自らのキャリアを考え、主体的に能力開発を進めていく仕組みとして「キャリアデザインシート」の導入や上司との「キャリア面談」を実施しています。
キャリア相談会 キャリア観について社員が人事部に相談できる機会を設けることで、上記のキャリア面談を補足する役割を目的に希望者へ実施しています。
社内インターン制度 各部署で業務体験できる制度です。これを通して他部署の業務を理解・経験し、今後のキャリアやキャリアチャレンジ制度の検討材料とすることや、社員が部署を超えて交流することで、部門の壁を越えた社内人脈の構築と社内連携の強化を図っています。
キャリア実現
施策名 概要
キャリアチャレンジ制度 若⼿社員と実務経験のある先輩社員がグループになって、キャリアや仕事の話、 悩みなどを相談できる場を設けています。
ジョブジョイン制度(仮) 各部のプロジェクトや課題に対して部外からの参画者を募り、自部門以外でのスキルの研鑽や他部門での経験を得ることを目的に実施しています。
社外武者修行制度 当社では得られない経験・スキルの習得や、自社とは異なる環境に身を置くことによる気付きや経験を得ることを目的とし、グループ外の企業に一定期間社員を派遣する社外派遣制度として「武者修行制度」を導入しています。